ジュッジ鳥類国立公園への行き方と見どころ

 

ジュッジ鳥類国立公園は世界3位の規模の鳥類保護区で、北にあるモーリタニアのバン・ダルガン国立公園と共に西アフリカにおける重要な野鳥繁殖地になっています。サン・ルイから簡単に行くことができます(^^)

 

 

「ジュッジ鳥類国立公園」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

 

拠点の街・最寄り空港・宿泊・通貨

 

 

拠点の街はサン・ルイ。セネガル北西部にある都市で1659年に建設されました。もともとはセネガルの首都でしたが1902年にダカールに遷都が行われました。ダカールとは鉄道でつながっています。人口は約28万人。

 

最寄りの空港はブレーズ・ジャーニュ国際空港(DSS)。国内外合わせて29都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。空港から市内への移動などは「ダカール:徹底ガイド」をご覧ください。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨は西アフリカCFAフラン(通貨コード:XOF、記号:F)で、補助通貨は「サンチーム(c)」。1CFAフラン=100サンチームで、本日のレートはこちら。

 

 

 

ダカールからサン・ルイ

■ダカールのバスターミナル
 

 

ダカール郊外のピキンにあるバスターミナルから、サン・ルイ南部にあるバスターミナルへ「セットプラス」という乗り合いタクシーが出ています。ピキンのバスターミナルへは、日本人宿があるワッカム地区からだと「43番」のバスなどでアクセス出来ます。

■ワッカム地区~ピキンのバスターミナル
・所要時間:約1時間
・料金:300F

 

■ピキン~サン・ルイ
・所要時間:約5時間
・料金:5000~6000F

 

■サン・ルイのバスターミナル
 

 

サン・ルイに着いたら安宿が集まっているサン・ルイ島へ行くのが一般的です。乗り合いタクシーで約500Fを目安にしてください。1・2・4・5番などの路線バスが島へ行きますが、大きな荷物があると不便だと思います。

 

 

 

ジュッジ鳥類国立公園

 

 

1971年に指定された国立公園で、1981年には世界遺産に登録されました。面積は約160km²で、鳥類保護区としては世界第3位の規模を誇ります。サン・ルイから北に約60km離れていて車で約1時間半。未舗装道路も多いためアクセスはツアー参加になります。

 

ジュッジ鳥類国立公園への行き方と見どころ
出典:http://kabavoyages.com

 

ツアーが催行されるのは11月~4月頃まで。理由は、ジュッジ鳥類国立公園が「渡り鳥の繁殖地」だからです。ペリカン、フラミンゴ、サギ、カモ、ウ、カワセミなど約350種・300万羽以上が越冬のために訪れ、2月~3月に最も多くの鳥が集まります。

 

ジュッジ鳥類国立公園への行き方と見どころ

 

最大の見どころはとにかくペリカンです。日本では、生で見ることはほとんど無いですが、見た目が独特なので子供の頃から知ってますよね。それが目の前に、しかも超大量に現れるので、大興奮出来ること間違いありません(^^)

 

ジュッジ鳥類国立公園への行き方と見どころ

 

実はペリカンは「世界最強の水鳥」と称されています。まずはそのサイズで、最大種のハイイロペリカンだと全長がなんと170cm。つまり成人男性と同じ大きさですΣ(゚∀゚ノ)ノ そして、翼を広げると330cmにも及びます。

 

ジュッジ鳥類国立公園への行き方と見どころ

 

元がこのサイズですから、ペリカンの象徴でもある巨大なクチバシは、水とともに大量の魚を入れることができます。そして、水だけを排出することが出来るので、残った魚だけを飲み込むことが出来るんです。

 

ジュッジ鳥類国立公園への行き方と見どころ

 

もちろん野鳥の他にもたくさんの動物が生息しています。まずはイボイノシシ。

 

ジュッジ鳥類国立公園への行き方と見どころ

 

クロコダイルに…

 

ジュッジ鳥類国立公園への行き方と見どころ

 

オオトカゲですΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

ジュッジ鳥類国立公園への行き方と見どころ

 

このほかハイエナ、ガゼル、ウシ、サル、アナコンダなども見られる可能性があります。

 

 

以上になります。サン・ルイは町が世界遺産になっているので、モーリタニアとの国境超えで町だけ見て通り過ぎる人も多いですが、シーズンであればぜひジュッジ鳥類国立公園にも足を運んでみてください(^^)

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

「ジュッジ鳥類国立公園」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

 

世界の鳥スポット

ペンギンについては「サウスジョージア島:徹底ガイド」などのページに一覧を載せておりますので、興味のある方はご覧ください(^^)

■ソコトラ島(イエメン)

「インド洋のガラパゴス」と称される島で、絶滅危惧種の「エジプトハゲワシ」が山ほど生息しています。詳細は下記からご覧ください。

「ソコトラ島③動物」徹底ガイド

■マサダ(イスラエル)

中東のシーギリヤ・ロックともいうべき岩山で、頂上には宮殿の跡が残されています。ここに「トリストラム」という鳥が生息していて、黒い体の内側に鮮やかなオレンジの羽を隠し持っています。詳細は下記からご覧ください。

「マサダ」徹底ガイド

■バスロック(イギリス)

最大15万羽のカツオドリが生息する孤島で、エジンバラから季節限定でツアーが出ています。詳細は下記からご覧ください。

「バスロック」徹底ガイド

■マレー・サンセット国立公園(オーストラリア)

ビクトリア州の北西部に広がる広大な国立公園で、ピンクレイクをはじめとした無数の塩湖があります。ここで、オーストラリア固有種の「クルマサカオウム」を見ることが出来ます。詳細は下記からご覧ください。

「ビクトリア州のピンクレイク②北西部の3湖」徹底ガイド

■ローンパイン・コアラ・サンクチュアリ(オーストラリア)

世界最大のコアラ園です。コアラの他にもオーストラリア固有の動物たちが80種以上も飼育されているので、ヒクイドリ、エミューなどを見ることが出来ます。詳細は下記からご覧ください。

「ローンパイン・コアラ・サンクチュアリ」徹底ガイド

■ガラパゴス諸島(エクアドル)

ガラパゴス諸島には、グンカンドリやカツオドリをはじめ貴重な鳥たちが山ほど生息しています。見どころ満載なので当サイトでは7ページに渡って特集しております。詳細は下記からご覧ください。

「ガラパゴス諸島①アクセスと基本情報」徹底ガイド

■ウィットレス湾(カナダ)

無数の海鳥が生息する島で、ウミガラス、ミツユビカモメなどの他、北欧のアイドル「パフィン」の営巣地もあります。詳細は下記からご覧ください。

「ニューファンドランド島③観光の見どころ」徹底ガイド

■モンテベルデ自然保護区(コスタリカ)

エコツーリズムが発達しているコスタリカの象徴的な場所で、ケツァールやハチドリなどの貴重な鳥に出会えます。詳細は下記からご覧ください。

「モンテベルデ自然保護区」徹底ガイド

■ユーバ川(セルビア)

セルビア南西部のユーバ特別自然保護区を流れる川で、翼幅が最大3mにもなる「シロエリハゲワシ」の貴重なコロニーになっています。詳細は下記からご覧ください。

「ユーバ川」徹底ガイド

■ラルンガル・ゴンパ(中国)

チベット圏では「鳥葬」という葬儀が行われています。これは「亡くなった人間を山程のハゲワシに食べさせることで物理的に天へ送る」というものです。詳細は下記からご覧ください。

「ラルンガル・ゴンパ②鳥葬と頭蓋骨寺院」徹底ガイド

■ミキネス島(デンマーク)

絶景の宝庫・フェロー諸島にある島で、北欧のアイドル「パフィン」の営巣地になっています。詳細は下記からご覧ください。

「フェロー諸島②各地の見どころ」徹底ガイド

■ニューギニア島(パプアニューギニア)

ニューギニア島周辺には固有種の鳥が390種も生息していて「極楽鳥」「オウギバト」などを見ることが出来ます。詳細は下記からご覧ください。

「パプアニューギニア②固有の動植物」徹底ガイド

■ブラコ・ダス・アララス(ブラジル)

「ジュッジ鳥類国立公園」徹底ガイド 【旅の大事典】 パンタナールにある直径160mのシンクホールで、美しいベニコンゴウインコが群生しています。詳細は下記からご覧ください。

「パンタナール⑦ブラコ・ダス・アララス」徹底ガイド

■コルマール(フランス)

「ハウルの動く城」や「美女と野獣」の舞台として有名な街です。「赤ちゃんを運んでくる」と言われるコウノトリがシンボルになっていて、本物の巣もありますし、たくさんの看板などにもなっています。詳細は下記からご覧ください。

「コルマール②観光の見どころ」徹底ガイド

■カニョン・デル・コルカ(ペルー)

雄大なコンドルが舞う谷で、「コンドルは飛んでいく」で歌われる南米の原風景を見ることが出来ます。詳細は下記からご覧ください。

「アレキパ②カニョン・デル・コルカ」徹底ガイド

■オカバンゴ・デルタ(ボツワナ)

「世界最大の内陸デルタ」で、体毛が14色で彩られた「ライラックニシブッポウソウ」や、頭だけがクジャクのように派手な「ホロホロ鳥」などを見ることが出来ます。詳細は下記からご覧ください。

「ボツワナ③オカバンゴ・デルタ」徹底ガイド

■ルレナバケ(ボリビア)

南米の北部~中部にかけてのみ生息する「ツバメケイ」という鳥を見ることが出来ます。詳細は下記からご覧ください。

「ルレナバケ」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な動物スポットがたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい動物スポット総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から、特にすごい162ヶ所を18のテーマに分けてご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ドバイ(約11時間)

・ドバイ-ダカール(約10時間)

ベストシーズン 11月~4月(乾季)
外務省 海外安全情報 セネガル
ガイドブック アフリカのガイドブック
ビザ 90日以内の観光はビザ不要
パスポート残存期間 入国時6ヶ月以上
時差 -9時間(サマータイム無し)
チップ 基本的には不要
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるフランス語

(公用語)

①おはよう。

Bonjour.(ボンジュール)

 

②こんにちは。
Bonjour.(ボンジュール)

 

③こんばんは。
Bonsoir.(ボンソワー)

 

④ありがとう。
Merci.(メルシー)

 

⑤さようなら。
Au revoir.(オゥ ルヴォワー)

 

⑥はい・いいえ。
Oui・Non.(ウイ・ノン)

 

⑦~行きたい。
Je voudrais aller à ~(ジュ ヴドゥレ アレ ア)

 

⑧これがほしいです。
Je veux ceci.(ジュ ヴ ススィ)

 

⑨これはいくらですか?
C’est combien?(セ コンビアン?)

 

⑩値下げしてくれませんか?
Pourriez-vous baisser le prix?(プリエ ヴ ベッセ ル プリ?)

電圧とプラグ 127V

コンセントタイプ

通貨 西アフリカCFAフラン(通貨コード:XOF、記号:F)で、補助通貨は「サンチーム(c)」。1CFAフラン=100サンチーム。

 

日本大使館 HP

セネガルの絶景一覧

セネガルの絶景

 

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