「ヒンバ族」徹底ガイド:旅の大辞典

 

名称

ヒンバ族

(Himba Tribe)

場所

ナミビア

(Namibia)

時差

-7時間

サマータイム:無し

時期

通年

 

ヒンバ族は「世界一美しい裸族」と呼ばれていて、赤土を塗って真っ赤になった肌と髪の毛が有名です。ナミビアの奥地まで村を探しに行く方法から、首都のウィントフックで会う方法まで詳しくご紹介します。

 

 

■目次

 

 

■拠点の街・最寄り空港・就航路線

オプウォ

 

 

拠点の町はオプウォ。ナミビアの最北西部に広がる「クネネ州(カオコランド)」の州都です。人口は約2万人。

 

最寄りの空港はオンダングワ空港(OND)。首都のウィントフックとのみ就航しています。ただ、オプウォまでは約250km離れています。グーグルマップを見ると町の近くに「オプウォ空港」というのがありますが、元々プライベート空港で、現在は実質使われていないようです。

 

航空券はこちらからチェックしてみてください。

 

宿はこちらです。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

オプウォ
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オウチョ

 

 

オウチョは、レンタカーで自由にゲームサファリが楽しめる「エトーシャ国立公園」の拠点として知られていて、サファリ前に準備をする観光客で賑わっています。人口は約9000人。

 

最寄りの空港はウィントフック空港(WDH)。国内外合わせて12都市に就航しています。就航路線を知りたい方は、こちらからご覧ください。

 

各地からの航空券はこちらからチェックしてみてください。

 

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オウチョ
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■ヒンバ族の居住地

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ヒンバ族はカオコランドと呼ばれるクネネ州(地図の少し明るくなっている部分)に広く居住しています。人口は約5万人と言われていて、多くはカオコランドの奥地で遊牧民として暮らしています。会える場所は複数ありますので、全てご紹介します。

 

オプウォから村を探しに行く

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ヒンバ族が日本で広く知られるようになったのは2016年のこと。写真家のヨシダナギさんが訪れ、女性たちの写真撮影に成功した様子がTBSの「クレイジージャーニー」で放送され一躍話題となり、日本からも多くの観光客が行くようになりました。

 

ヨシダさんは、オプウォからさらに奥(赤)に進んでヒンバ族の村を発見し、そこから関係性を築いて撮影していました。この形で行きたい場合、オプウォでガイドを雇う必要があります。上記のとおりヒンバ族は遊牧民なので、決まった居住地があるわけではありません。そのためガイドを雇わないと、そもそもたどり着けないんですね(^^;)

 

■スーパーマーケット
 

 

ガイドは宿で手配出来るほか、町のスーパーマーケット付近に行くとガイド達が観光客を待っていますので、そこで交渉してください。ヒンバ族の村のほか、ヘレロ族、デンバ族の村にも行くのが普通で、料金は500~1000N$(3500~7000円)を目安にしてください。

 

観光村に行く

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オプウォから奥に行くとなると時間と費用が結構かかります。そこで、オウチョ(青)から車で約2時間の場所にある「カマンジャブ」(緑)という町の、ヒンバ族の村「Otjikandero Himba Orphan Village」へ行くという方法もあります。

 

ここはヒンバ族の孤児のためにつくられた村で、現在は90人ほどが暮らしていて、実質的に観光村として機能しています。入場料は約250N$(約1800円)。ガイドがいてヒンバ族の文化を解説してくれます。

 

オプウォから村を探しに行くのも、この観光村に行くのも、見学する内容は同じなので、ヘレロ族、デンバ族は行かなくていいという人はこちらで良いと思います。

 

ウィントフックで会う

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また、あまり知られていませんが、実は首都のウィントフック(紫)でも出会うことが出来ます。ヒルトンホテル横のクラフトマーケットで土産物を売っていて、商品を購入すると写真を撮らせてもらえます。格好は同じなので、単に会いたい・写真を撮りたい、ということであればウィントフックで十分だと思います。

 

■クラフトマーケット
 

 

 

■ヒンバ族の女性達

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ヒンバ族の女性の髪型は初潮前後で大きく変わります。初潮を迎える前の髪型は「オゾンダト(ozondato)」と呼ばれるシンプルなもので、髪を2つにまとめるだけで赤くもありません。そして、初潮を迎えると大人の女性の髪型にしていきます。

 

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この独特な赤い塗料は「オカ」と呼ばれます。赤土と牛の脂肪を混ぜて作ったもので、これを体全体に塗り込んでいるので真っ赤な肌になっています。最近では牛の脂肪ではなくワセリンを使うことも多いそうです。ヒンバ族の女性は生涯水で身体を洗うことがないため、この塗料で日焼け、乾燥、虫刺されなどから肌を守っています。

 

非常に長い髪ですが、これは地毛ではなく動物の毛で作ったエクステです。それをオカで固めて3日かけて髪型を完成させます。これも最近ではスーパーマーケットで購入できる人毛のエクステに変わってきているようです。

 

やはり「流行り」もあって、実は定期的に違う髪型になっているんだそうです。ちなみに頭の上に乗っているのは柔らかくした羊の革です。そして、彼女たちの生活に欠かせない、もう1つの物が「お香」です。

 

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「生涯水で身体を洗わない」と聞くと、どうしても「臭くならないんだろうか…?」と疑問が出ますよね(^^;) でも臭くないんです。彼女たちは、このお香を1日2回身体にあてて消臭しています。

 

また、アフリカの先住民族の女性たちは、よく見ると非常にカラフルなアクセサリーを多数身につけています。ヒンバ族も同様で、アクセサリーによって色々なことが分かるようになっています。

 

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代表的なのが足のアクセサリーです。実は「縦の線」が「子供の数」を表しています。また、そもそも多くのアクセサリーを付けているのは既婚女性だけで、未婚女性がそうすることは許されていないそうです。

 

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ちなみに男性のファッションは意外に普通です(^^;) 昔は男性もオカを塗っていましたが、現在は普通に洋服を着ています。仕事は放牧が本来ですが、町で普通に働く人もいます。

 

男性は所有する牛の数で経済力を示し、5頭以上所有すると結婚することが許されます。また、一夫多妻制が認められていて、牛を10頭以上所有すると2人目の妻を持つことができます。

 

 

■虐殺の歴史

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出典:https://ja.wikipedia.org

 

ナミビアでは1904~1907年にかけて、20世紀最初のジェノサイド(大量虐殺)が起こりました。「ヘレロ・ナマクア虐殺」と呼ばれる、ドイツ軍による先住民族の虐殺で、約6万人のヘレロ族と約1万人のナマクア族が犠牲になりました。

 

その際、ドイツに従って西洋文化を受け入れたのが現在のへレロ族で、従わなかったためさらに迫害されることになったのが現在のヒンバ族です。つまりルーツは同じということです。ヒンバ族が過酷なカオコランドの地で暮らしているのは、望んでの移住ではなく「追いやられた」という歴史があるわけです。

 

さらに、1980年代に干ばつや内線が起こり、家畜は死に絶え周辺の治安も悪化しました。ヒンバ族は細々とした放牧生活すら満足に出来なくなり、少しずつ都市部に出ていくことになります。オプウォやウィントフックの町中にヒンバ族の姿があるのはそのためです。

 

 

■ヘレロ族とデンバ族

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右の女性がヘレロ族(Herero)です。ナミビア、ボツワナ、アンゴラに居住していて、横長の帽子が最大の特徴です。

 

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こちらはゼンバ族(zemba)です。こちらは前髪を黒く固めていて、帽子のようになっているのが特徴です。アフリカの少数民族は本当に様々ですね。

 

 

以上になります。世界一美しい裸族・ヒンバ族。ぜひ会いに行ってみてください(^^)

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

 

ナミビアのツアーはこちらのサイトにも豊富に揃っています。

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■備考

行き方

■航空便例
日本-ドバイ空港(約11時間)

 

ドバイ空港-アジスアベバ空港(約4時間)

 

アジスアベバ空港-ウィントフック空港(約6時間)

 

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外務省

 

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ナミビアの設定です。

備考

 

⇒南部アフリカのガイドブック

 

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