「ラリベラ」徹底ガイド:旅の大辞典

 

名称

ラリベラ

(Lalibela)

場所

エチオピア

(Ethiopia)

時差

-6時間

サマータイム:無し

時期

10月~4月

(乾季)

 

ラリベラは、巨大な岩をくり抜いて造られた教会群で、地面に突如現れる十字の教会があまりにも有名です。陸路で行くとかなり大変ですが、こちらのページでは陸路と空路両方の行き方をご紹介します。

 

 

■目次

 

 

■拠点の街・最寄り空港・就航路線

 

 

拠点の街はアジスアベバ。エチオピアの首都で、名前には「新しい花」という意味があります。アフリカ連合の本部などが置かれていて「アフリカの政治的な首都」とも呼ばれています。人口は約330万人。

 

最寄りの空港はアジスアベバのボレ国際空港。国内外合わせて120以上の都市に就航しています。就航路線を知りたい方は、こちらからご覧ください。

 

各地からの航空券はこちらからチェックしてみてください。

 

宿はこちらです。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

アジスアベバ
Booking.com

 

 

■空港から市内への移動

 

 

空港は市内中心部から南東に約6km離れています。市内への移動方法は、タクシー、ミニバス、空港送迎の3つです。

 

タクシーで行く

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タクシーは2種類あり、黄色い車体が空港タクシー、青い車体が個人タクシーです。空港タクシーは定額制で、行き先のホテルによって金額が決まっているため安心です。個人タクシーは特にメリットが無いので普通は使いません。安宿が多く集まるのは「ビアッサ地区」で、料金は250ブル(約700円)です。

 

ミニバスで行く

 

空港を出て大通りに向かってまっすぐ歩くとガソリンスタンドが出てきます。そこがミニバス乗り場になっていて、青と白の車体が目印です。

 

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車体を見ても行き先はわかりませんので、周囲の人に「ビアッサ?」と聞いてみてください。料金は10ブル(約25円)です。

 

空港送迎で行く

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空港送迎は日本語で申し込めます。詳細はリンクからご覧ください。

 

 

■ラリベラへのアクセス

飛行機で行く

 

 

ラリベラの町から南西に約11km離れた場所に空港があります。アジスアベバからラリベラは直通バスが無く、エチオピアは夜間バスが禁止されているため1泊2日の行程になるので、飛行機で行く人も多いです。空港からラリベラは車で約30分で、ラリベラの宿に送迎を頼んでおくのがオススメです。

 

バスで行く

 

 

アジスアベバの長距離バスターミナルは「マスカルスクエア」という場所にあります。「スカイバス」と「サラムバス」が有名ですが、必ずしもそれでなくて大丈夫です。上記のとおり直通バスは無くて「ウェルディア」という町で1泊してラリベラへ行きます。

 

■アジスアベバ→ウェルディア
・早朝4時頃発
・所要時間:約12時間
・料金:400ブル~

 

■ウェルディア→ラリベラ
・早朝5時頃発
・所要時間:約3時間~
・料金:70ブル~

 

バスチケットは前日までに購入するのが望ましいです。定番の購入場所としては「Taitu ホテル」があります。

 

■Taitu ホテル
 

 

 

■エチオピア観光の強い味方「ETT」

 

エチオピア観光は「ダナキル砂漠&ダロール火山&エルタ・アレ火山」「ラリベラ」「ムルシ族をはじめとした少数民族ツアー」の3つが定番の行き先です。これらのツアー手配や、個別のバスチケット、飛行機チケットなどを全て手配してくれる強い味方がETTこと「Ethio Travel And Tours」です。

 

ツアー手配すると、宿からバスターミナルへの無料送迎や、移動先の町の手頃な宿の予約なども合わせて行ってくれます。日本人観光客も基本的にETTを使うので、逆にそれ以外のツアー会社の情報を探すのが難しいほどです。

 

特別な理由が無い限り、エチオピア観光はETTにまかせていれば大丈夫です。予約や質問は公式HPから可能です。上記の地図の場所にはショッピングモールがありまして、ETTのオフィスは5Fにあります。

 

 

■エチオピアン・タイムに注意!

バスや飛行機のチケットを購入する際に注意しなくてはいけないのが「エチオピアン・タイム」の存在です。これは「エチオピア独自のタイムルール」で1日が「日の出=午前6時」から始まります。すなわち午前6時が0時扱いになるため、正午は午前6時扱いに、午後6時は正午扱いになります(^^;)

 

では、早朝4時発のバスはどのように表記されるのでしょうか。上記のとおり「午後6時が正午」ですから、そこから10時間が経った午前4時は午後10時ということになります。そのため、バスチケットを購入すると発車時間を「10:00」と記入されるのですが、これはエチオピアン・タイムの10:00であり、インターナショナルタイムの4:00ということです(^^;)

 

特に厄介なのは南部の町です。少数民族の町や村ばかりになり、そもそもチケットが発行されなかったりするので、口頭で伝えられた時間に対し「エチオピアンタイムなのか、インターナショナルタイムなのか」を常に確認しないといけません。…すごい国です(^^;)

 

■実際の時計
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■エチオピアってどんな国?

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多くの人にとってエチオピアは「一度はどこかで聞いたことがあるけど、詳細はよく分からない国」という感じだと思います。まず場所ですが、赤道が通るケニアの北に位置していて、さらに北にはスーダンがあります。

 

ポイントは「アラビア半島に近い」ということで、アフリカの文化はもちろんですが、世界をリードしてきた「中東」や「地中海」の文化が流入する位置関係にありました。これがラリベラの形成に大きく関わっています。

 

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また、アフリカ大陸を南北に縦断する「大地溝帯(リフトバレー)」という巨大な谷がとおっているエリアなので、国全体が非常に複雑な地形となっています。

 

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なので、エチオピアのバス移動は非常に過酷です(^^;) こういった特徴から自然に「多民族化」「多言語化」「多宗教化」が進み、周辺の国とは全く異なる独特な文化が形成されていきました。

 

 

■ラリベラ

 

 

ラリベラの町は元々「ロハ」と呼ばれていました。1162年にゲブレ・マスケルという王が誕生したのですが、彼が生まれたとき周囲に蜂が群がりました。人々は彼を「蜂に選ばれし者」を意味する「ラリベラ」とよび、いつしか町の名前もラリベラになったそうです。

 

ラリベラ王は、岩を削って11の教会をつくらせました。これが「ラリベラの岩窟教会群」として世界遺産に登録されていて、エチオピアにおいては「アクスム」に次ぐ聖地となっています。

 

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出典:https://en.wikipedia.org

 

教会群は大きく3つのエリアに分かれています。北の5つを「第1グループ」、南東の5つを「第2グループ」とよび、南西に「聖ギオルギス教会」が独立しています。

 

個人でも行けますが、町でガイドを雇うこともできます。ラリベラは実は標高3000m以上の高地にあり、教会はさらに高所に登らなくてはいけないため、結構体力がいります。ロバに乗って行くことも出来るので、ご自身の体力に合わせて選んでみてください。入場料は50US$です。

 

客引きはかなり多いですが、貧しいエチオピアにおいては貴重な収入源なので仕方ないと思います。ぜひ交渉も楽しんでみてください(^^)

 

聖ギオルギス教会(聖ジョージ教会)

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一枚岩を掘りあげて造った十字の教会で、ラリベラの象徴敵な存在です。掘られている部分は縦・横・深さ全て約12mあります。

 

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聖ギオルギスは「ドラゴン退治」の伝説を持つ聖人で、キリスト教を嫌うローマ皇帝ディオクレティアヌス帝によって殉教死させられてしまいました。その後、ラリベラの王が他の10の教会を建て終わった頃、枕元に聖ギオルギスが現れて彼のための教会を造るように言われ、この教会を造ったと言われています。

 

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出典:https://www.youtube.com

 

11の教会群の中で最も保存状態が良く、内部の壁には聖書の場面が色鮮やかに描かれています。クリスマスには約5万人のキリスト教徒が訪れるそうですΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

第1グループ

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出典:https://www.puresoftwarecode.com

 

見どころは写真の左側に見える「聖救世主教会(マドハネ・アレム聖堂)」です。世界最大級の岩窟聖堂で、縦が33m、横が22m、深さが11m、面積は800平方mにもなります。周囲には32本の柱がありギリシャ神殿のようなフォルムになっています。

 

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ラリベラの教会群の中では最古と考えられていて、内部は「聖なる隠れ家」「秘密の聖地」という感じです(^^)

 

 

他には、ラリベラ王の墓が残るとされる「ゴルゴタ教会」や「聖処女教会」などがあります。「ゴルゴダ」といえば、エルサレムの「ゴルゴダの丘」ですよね。実はラリベラは「第2のエルサレム」として建設されました。

 

上記のとおり、中東や地中海世界の影響を強く受けていたエチオピアでは、古くからキリスト教が伝わっていました。信者たちは聖地エルサレムへの巡礼を望みましたが、6世紀以降エルサレムはイスラム勢力が支配していたので、行くことができませんでした。

 

そこでラリベラ王が「第2のエルサレム」建設をかかげ、約24年の歳月をかけて教会群を造り上げました。そのため随所にエルサレムの地名などがつけられているというわけなんです。エルサレムの歴史については、こちらのページをご覧ください。

 

第2グループ

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こちらは王族の礼拝堂だったと言われる「聖エマニュエル教会」です。そのほか、刑務所として使われていた「聖メルコレウス教会」や、王宮だったとされる「聖ガブリエル・ラファエル聖堂」など、規模の大きな建物が残されています。

 

■聖ガブリエル・ラファエル聖堂
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以上になります。エチオピアに残る「第2のエルサレム」。ぜひ行ってみてください(^^)

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

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■備考

行き方

■航空便例
日本-ドバイ空港(約11時間)

 

ドバイ空港-アジスアベバ空港(約4時間)

 

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外務省

 

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エチオピアの設定です。

備考

 

⇒東アフリカのガイドブック

 

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