「アブシンベル神殿」徹底ガイド:旅の大辞典

 

名称

アブシンベル神殿

(Abu Simbel)

場所

エジプト

(Egypt)

時差

-7時間

サマータイム:無し

時期

10月~3月

(冬季)

 

アブシンベル神殿は「世界遺産」という制度が出来るキッカケになった遺跡で、神殿の前に座する4体の巨像と内部の列柱やレリーフは圧巻です。アスワンからツアーで行くと、深夜に出発するため素晴らしい星空を見ることができます。

 

それではご紹介していきます。

 

 

■目次

 

 

■拠点の町・最寄り空港・就航路線

 

 

拠点の町はアスワンとアブシンベルです。

 

アスワンは、アスワン・ハイ・ダムの北に位置し、ナイル川には常にフルーカという帆船が優雅に浮かんでいます。アガサ・クリスティの名作「ナイルに死す」の舞台としても有名で、「イシス神殿」や「切りかけのオベリスク」などの観光名所があります。人口は約28万人。

 

最寄りの空港はアスワン空港(ASW)。カイロとアブシンベルとのみ就航しています。各地からの航空券はこちらからチェックしてみてください。

 

宿はこちらです。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

アスワン
Booking.com

 

アブシンベルは、神殿から1~2km離れた場所にある町で、アスワンからバスで行く人や、音と光のショーを見たい人は一泊することになります。橋の北側にある広場でアスワンとのバスが発着します。人口は約5万人。

 

 

 

最寄りの空港はアブシンベル空港(ABS)。こちらもカイロとアスワンとのみ就航しています。宿はこちらです。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

アブシンベル
Booking.com

 

 

■アスワン空港からアスワン市内への移動

 

 

空港は市内中心部から南西に約20km離れています。市内への移動方法はタクシーと空港送迎です。

 

タクシーで行く

タクシーは交渉制で、所要時間は約30分、料金は150~200ポンドです。

 

空港送迎で行く

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空港送迎は日本語で申し込めます。詳細はリンクからご覧ください。

 

 

■アブシンベル空港からアブシンベル市内への移動

 

 

空港は市内中心部から北に約3km離れています。市内へはエジプト航空の「karnak」と書かれた無料バスが運行しています。飛行機でアブシンベル神殿の日帰り観光をする場合、約2時間後に戻りのシャトルバスが神殿を出発し、その1時間後に飛行機が出航します。

 

カイロからの日帰りツアーはこちらです。詳細はリンクからご覧ください。

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■カイロからアスワンへの陸路でのアクセス

バスで行く

 

 

カイロのメインバスステーションである「トルゴマーン・バスステーション」から、アスワンへの直通バスが出ています。

・17時発
・バス会社:アッパーエジプト
・所要時間:約16時間
・料金:約180ポンド

 

列車で行く

 

 

カイロのラムセス駅からアスワンへの直通列車が出ています。

■普通列車(外国人は一等車のみ)
・22時発
・所要時間:約16時間
・料金:15ドル(宿に頼んで代理購入してもらう)
公式HP

 

■寝台列車
・20時発
・所要時間:約16時間
・料金:120USドル(1人)/80USドル(2人)

 

「普通列車を販売してくれなかった」という声が昔からありますが、販売はしてくれるので大丈夫です。中には意地悪な駅員がいて断られることがあるようですが、他の駅員の列に並べば大丈夫です。日本人宿で代行購入していますが倍くらいに高くなるので、初心者の人以外は自分で購入するのがオススメです。

 

■アスワン駅
 

 

寝台車とホテル送迎がセットになったプランもあります。詳細はこちらからご覧ください。

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■アスワンからアブシンベル神殿へのアクセス

バスで行く

 

 

アスワンのバスターミナルから、アブシンベルのバスターミナルまで直通バスが出ています。

■アスワン→アブシンベル
・8時、17時発
・所要時間:約4時間
・料金:70ポンド

 

■アブシンベル→アスワン
・6時、13時半発

 

ツアーで行く

アブシンベル神殿はツアーが一般的です。宿で必ずツアーを扱っているので、それに参加します。アブシンベル神殿は非常に暑いので、深夜の涼しい内に移動し、早朝に観光を終えて、昼には戻ってくるという流れです。

・アスワン発:3時半頃
・アスワン着:12時頃
・料金:約20USドル

 

日本語で申し込める現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

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■アブシンベル神殿

 

 

アブシンベル神殿は「建築王」「征服王」「ファラオの中のファラオ」など数々の異名を持つ伝説の王・ラムセス2世が造り上げました。彼は紀元前13世紀の王様で、あのモーセが海を割ってヘブライ人をエジプトから脱出させたときのエジプトの王様です。

 

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出典:https://medium.com

 

砂岩の岩山を削って造られた神殿で、大神殿と小神殿があります。実は長い間砂に埋れていた遺跡で、1813年に発見された際には最上部が少し見えているだけだったそうです。

 

1960年代にアスワン・ハイ・ダムの建設が決まると、そのままでは湖の底に沈んでしまうため、なんと遺跡を1000以上のブロックに切り分けて今の場所に移設するという方法が取られましたΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

「アブシンベル神殿」徹底ガイド:旅の大辞典

 

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出典:https://www.egypttoursportal.com

 

この移設はヨーロッパを中心に世界的な話題となり、人類の財産を後世に残そうという運動が起き「世界遺産」が誕生しました。大神殿の前には、アスワン・ハイ・ダム建設によって生まれた広大なナセル湖が広がっています。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。

 

 

大神殿の4体の座像は高さ約22m。全てラムセス2世の像ですΣ(゚∀゚ノ)ノ ただ、左から若い順になっています…さっぱり分からないですね(^^;) そして、そのインパクトが大きすぎて気づきにくいですが、足元には小さな像がたくさんあります。これらはラムセス2世の家族なんだそうです。

 

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ちなみにラムセス2世には子供が100人以上もいたそうです(^^;)

 

内部は圧巻の空間になっています。こちらは大列柱室。オシリス神のポーズをするラムセス2世が8体並んでいます。

 

 

神殿自体が砂に埋れていたために、壁を埋め尽くすレリーフは嘘みたいな保存状態の良さです。

 

 

そして最深部には4体の座像が並ぶ「至聖所」があります。左から「守護神プタハ」「アモン・ラー」「神格化されたラムセス2世」「太陽神・ラー」です。実はここがアブシンベル神殿の神秘性を格段に高めている場所なんです。

 

 

まずは画面をグルッと回して、この場所と入り口が一直線につながっているのを確認してください。これに何の意味があるのかというと、1年のうち2月22日と10月22日の2日のみ入り口から朝日が差し込んで、右の3体の像のみを光が照らすんですΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

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出典:https://www.lavanguardia.com

 

左の「守護神プタハ」は「地下の神様」なので光が当たらないように設計されているのだそうですΣ(゚∀゚ノ)ノ 本当に古代エジプトの天文学には驚かされます。この2日は「ラムセス・デー」と呼ばれ、世界中から多くの観光客が訪れます。

 

ただ、移設されたことによって少しズレが生じていて、日にちがズレることもあるそうです。この現象を見たい人は、その年の情報を確認してから行くようにしてください。

 

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大神殿(奥)から100mほど離れた場所に小神殿(手前)があります。ラムセス2世の王妃ネフェルタリのために造られた神殿で、ラムセス2世の像が4体とネフェルタリの像が2体並んでいます。

 

王妃の像が王の像と並列になっているのは非常に珍しいことで、ラムセス2世が王妃を深く愛していたことの象徴と言われています。ちなみに「ネフェルタリ」とは「最も美しい女性」という意味です。

 

 

内部はグッと小規模になりますが、ハトホル女神の顔が彫られた柱が並んでいて「王妃のために造った」という感じが伝わってくるので微笑ましいです(^^)

 

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音と光のショーは、ライトアップだけでなくプロジェクション・マッピングも組み合わさっているので迫力があります。古代エジプトの話だけでなく、遺跡移設の話も含まれています。座席の下にイヤホンジャックがあるので、自分のイヤホンを差し込むことでオーディオガイドになります。スイッチで言語も選ぶことができ日本語もあります。

【アブシンベル神殿】
■営業時間
・夏:5時~18時
・冬:5時~17時

 

■入場料
・基本:240ポンド
・ラムセス・デ―:500ポンド

 

■音と光のショー
・料金:240ポンド
・夏:19時~19時半
・冬:18時~18時半
公式HP

 

以上になります。ピラミッドに次ぐエジプトのシンボル・アブシンベル神殿。ぜひ行ってみてください(^^)

 

 

■備考

行き方

■航空便例
日本-カイロ空港(約13時間半)

 

カイロ空港-アブシンベル空港(約2時間半)

 

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外務省

 

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エジプトの設定です。

備考

 

⇒エジプトのガイドブック

 

アスワン
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