「ムザブの谷」徹底ガイド:旅の大辞典

 

名称

ムザブの谷

(M’Zab Valley)

場所

アルジェリア

(ALGERIA)

時差

-8時間

サマータイム:無し

時期

4月~10月

 

ムザブの谷は、アルジェリアの砂漠地帯の中に突如現れる5つの町の総称で、世界遺産にも登録されている不思議な建築物の数々が旅人をひきつけてやみません。近くに空港があるので、実は簡単に行くことが出来ます。

 

それではご紹介していきます。

 

 

■目次

 

 

■拠点の街・最寄り空港・就航路線

 

 

拠点の街はガルダイア。ガルダイア県の県都で、中世の建築が多数残っているため観光客に人気です。ムザブの谷の中心にあり、チュニジアのガベスと舗装道路でつながっています。人口は約10万人。

 

最寄りの空港はガルダイア・ヌメラート空港(GHA)。国内の5都市に就航しています。就航路線を知りたい方は、こちらからご覧ください。

 

各地からの航空券はこちらからチェックしてみてください。

 

宿はこちらです。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

ガルダイア
Booking.com

 

 

■空港から市内への移動

 

 

空港は市内中心部から南東に約25km離れています。市内への移動方法はタクシーになりまして、所要時間は約30分です。ただ、ムサブの谷はどの町もガイドがいないと入ることすらできません。あらかじめツアーを手配しておくか、宿に連絡して迎えを頼む必要があります。

 

 

アルジェから陸路で行きたい場合、車で8時間ほどなので行けないことは無いのですが、外国人は警察に護衛を頼まなければいけません。面倒なので飛行機を使うのがオススメです。

 

 

■ムザブの谷の概要

・赤:ガルダイア
・緑:メリカ
・青:ベニ・イスゲン
・紫:ブヌラ
・黄:エル・アットゥフ

 

ムサブの谷は北西から南東にかけて延びていて、新石器時代から人々が洞窟に暮らしていました。そして11世紀頃になると、異端視された「イスラム清教徒」と呼ばれる人々が、長い流浪の末に谷に住み着きます。

 

彼らは「ガルダイヤ(Ghardaia)」「ベニ・イスゲン(Beni Isguen)」「メリカ(Melika)」「ブヌラ(Bou Noura)」「エル・アットゥフ(El Atteuf)」という5つの町を造りました。丘の上のモスクを中心に、麓に向かって四角い家が円状に並ぶ姿は唯一無二のものです。

 

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出典:https://www.amusingplanet.com

 

その後、18世紀頃にキャラバンの寄留地として発展していきましたが、19世紀末にはフランスの植民地となります。この頃に灌漑設備が発達しました。一帯は1982年に世界遺産に登録されています。

 

町は壁に囲まれていて、異教徒はガイド無しでは中に入ることもできません。中には今もイスラムの戒律を厳格に守っている人々が暮らしていて、その町並みや文化は中世にタイムスリップしたかのようです。

 

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photo by:Buster&Bubby

 

特に象徴的なの光景が、真っ白なアバヤを身にまとう女性たちです。片目だけを外に出し、真っ白いアバヤを風にたなびかせながら路地に入っていく女性たちの姿は、さながら映画のワンシーンのようです。

 

これは既婚女性の服装で、未婚女性は顔を出しています。いずれにせよ女性を正面から撮影することは禁止されていますので注意してください。

 

 

■谷の見どころ

 

最初の見どころは「ムサブの首都」と言われるガルダイアです。丘の麓には市場(Place du marche)が広がっていて、名産の絨毯や伝統的工芸品が並んでいます。18世紀頃にはキャラバンの寄留地になり、塩・ナツメヤシ・家畜・奴隷などの交易が行われ発展しました。

 

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こちらが丘の上のモスクです。モスクというとトルコやイランなどのドームがあるモスクをイメージしますが、アフリカには泥を原料にした日干しレンガで造られたモスクが多く、独特の曲線美が見るものを惹きつけます。ミナレットは13世紀に造られたもので、高さは26mもありますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

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続いてメリカにある「聖人シディ・アイサの墓」です。真っ白なミナレットが添えられていますが、独特な曲線が印象的です。

 

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こちらはエル・アットゥフにある「シディブラヒム(Sidi brahim)」というモスクです。シンプルなつくりながら700年の歴史があるそうで、日本でいう鎌倉時代から残っている建物と考えるとスゴイです(^^;)

 

ムサブの谷のモスクやミナレットは「祈りの場」であるという基本に忠実に造られているので、余計な装飾が一切ない簡素な造りになっています。しかし、それが逆に他にはない美しさとして人々の心をとらえます。

 

この曲線や光の取り入れ方に影響を受けたのが、モダニズム建築の巨匠と言われたル・コルビュジエでした。彼は曲線を上手く自分の建築に取り入れて、代表作の「ノートルダム・デュ・オー礼拝堂」を完成させます。

 

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谷の周辺には砂漠が広がっていて、セプセプ砂丘への1泊2日ツアーなども行われています。遊牧民のテントが設置されていて、その中で伝統料理に舌鼓を打つことができます。

 

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以上になります。ムサブの谷の町中では運搬などでロバが活躍しているので、絵本の中のような光景も見ることが出来ます。ぜひ行ってみてください。

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

 

 

■オアシスホテル

 

 

ガルダイアから南西に約9km離れた場所にある「アグレーンパラダイス」というホテルで、ムザブの伝統的な町並みが再現されています。詳細はこちらからご覧ください。

 

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■備考

行き方

■航空便例
日本-ドバイ国際空港(約11時間)

 

ドバイ国際空港-アルジェ空港(約7時間)

 

アルジェ空港-ガルダイア空港(約1時間半)

 

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アルジェリアの設定です。

備考

 

⇒アルジェリアのガイドブック

 

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