チュニジアはスターウォーズ・シリーズのロケ地として世界的に有名です。こちらのページでは観光の見どころを中心にご紹介します。アクセスや拠点となるマトマタの町については「スターウォーズのロケ地①」をご覧ください(^^)
「チュニジアのスターウォーズのロケ地②」徹底ガイド:目次
1・スターウォーズのロケ地一覧
2・クサール・ウレド・スルタン
3・クサール・オブ・メドニン
4・クサール・ハダダ
5・オング・エル・ジュメル
6・コッバ
7・ジェリド湖(ショット・エル・ジェリド)
8・シディ・ブヘル
9・シディ・ジュムール・モスク
10・アジム村
11・ジェルバフッド村
12・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
チュニジアには多くのロケ地がありますが、代表的な10ヶ所を厳選しました。こちらのページでは赤のアイコンについてご紹介します。アイコンをクリックすると名前と写真が表示されます。
カッコの中は劇中の名前です。広範囲に点在しているので、全部を周りたい人はマトマタからのツアーに参加するのがオススメです。
ルークの父であるアナキン・スカイウォーカーが幼少期に過ごしていた奴隷地区のロケ地です。エピソード1で登場します。「クサール」は「城」「砦」を意味するアラビア語で、英語でいうところの「キャッスル」ですが、チュニジアでは主に倉庫(ゴルファ)として使われてきました。画面をグルっと回して周囲を見てみてください。
これは本当に別な惑星の景観ですね(,,゚Д゚) 1つのクサールには小部屋が最大で400もあり、膨大な種類と量が貯蔵可能で、食物の確保が不安定な砂漠地帯において極めて重要な役割を果たしていました。民族対立が無くなった19世紀以降は完全に開かれた倉庫になり、周辺に市場が造られ、その貯蔵庫として機能しました。
現在、チュニジア南東部に150ものクサールが残されていて、現役で使われているものもあれば廃墟になっているものもあります。建造年代によって色々なタイプがあるので、興味のある人はめぼしいクサールを周ってみてはいかがでしょうかε=ε=ヽ(*・ω・)ノ
メドニンの街は、古くから地中海やリビアとの交通の要所として発展してきました。クサールの倉庫(ゴルファ)は最盛期には6000もの数があったそうで、現在も町の中心部で見ることができます。高さが揃っているので、上記の「クサール・ウレド・スルタン」とは違う景観になっています(^^)
1階の扉がカラフルに塗装されているので、遠くから見るとオモチャ箱のようです。こちらも奴隷区のロケ地に使用されました。
■メドニンでの撮影シーン
出典:「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」
アナキンの家がある「モス・エスパ奴隷区」のロケ地です。ジェダイ・マスターであるクワイ=ガン・ジンが、アナキンの母親にジェダイの素質があることを告げるシーンなどで使用されています。入り口のふちが白くなっているのが特徴的です。
■クサール・ハダダでの撮影シーン
出典:「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」
カフェやホテルになっている部分もあります。独特の曲線はマリの「泥のモスク」などに通ずるものがあります(,,゚Д゚)
少し離れた場所には全く異なる外観のクサールもあります。面白いので両方見てみてください(^^)
こちらもアナキンが育った「モス・エスパ奴隷区」のロケ地です。ただ、ここは他と違って「セットがそのまま残されている」という場所です。40年以上の歳月が経ったことで、より一層味が出ています。
近くに「ラクダ岩」という奇岩があるのですが、そこでもロケが行われました。
ルークが育った「ラーズ家」の入り口部分のロケ地で、ルークが夕日を眺めながら旅立つ決心をしたシーンなどで有名です。ラーズ家の内部は「スターウォーズのロケ地①」でご紹介したマトマタの「ホテル・シティ・ドリス」です。
■コッバでの撮影シーズン
出典:「スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃」
北アフリカ最大の塩湖で、面積は約7000km²。これは高知県や岡山県と同じくらいの広さがありますΣ(゚∀゚ノ)ノ
上記のラーズ家の入り口も、広い範囲で見るとジェリド湖にあると言えます。名前には「ヤシの国のラグーン」という意味があり、塩が積み上げられた山が様々な色に見えることで知られています。
世界の湖については「世界のすごい湖総特集」を、世界のピンク系の場所については「世界のピンクのSNS映えスポット総特集」をご覧ください。
ここはラーズ家の近くにある「ジャンドランド荒地」という危険地帯で、R2D2がさらわれてしまいルークが探しに行った場所です。ファンからは「スターウォーズ・キャニオン」とも呼ばれています(^^)
■シディ・ブヘルでの撮影シーン
出典:「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」
こちらは惑星タトゥイーンに建てられた電力供給ステーション「トシステーション」のロケ地で、ジェルバ島の北西部にあります。劇中では、ルークが仕事が無い時に友だちと暇を潰すシーンなどで登場しました。周辺は絶景ビーチが広がっているので、ノンビリと時間を過ごしたいところです(*´ω`*)
アジム村
photo by:Algeria Tunisia Libya
惑星タトゥイーン最大の宇宙港「モス・アイズリー」にある「チャルマンの酒場」の外観のロケ地で、ジェルバ島の南西部にあります。あまり有名ではないのでヒッソリとしています。内部のロケ地は、こちらも「ホテル・シティ・ドリス」です。
ここはスターウォーズとは関係ないのですが、最後にご紹介したジェルバ島の代表的なスポットなので合わせてご紹介します。一言でいうと「ウォールアート村」です。2014年にプロジェクトが発足して、町中に250枚のウォールアートが描かれています(,,゚Д゚) アート関係に興味がある人にオススメです。
photo by:Citizen59
以上になります。スター・ウォーズの世界に浸れるチュニジアのロケ地。ぜひ行ってみてください(^^) アクセスや拠点となるマトマタの町については「スターウォーズのロケ地①」をご覧ください。
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-カイロ(約13時間半)
・カイロ-チュニス(約3時間半) |
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ベストシーズン | 3~4月、10~11月 |
外務省 | 海外安全情報 チュニジア |
ガイドブック | チュニジアのガイドブック |
ビザ | 3ヶ月以内の滞在はビザ不要 |
パスポート残存期間 | 入国時3ヶ月+滞在日数以上。未使用査証欄2ページ以上。 |
時差 | -8時間(サマータイム無し) |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるアラビア語 | ①おはよう。
サバーフ ルハイル
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ |
電圧とプラグ | 115Vと220V |
通貨 | チュニジア・ディナール(通貨コード:TND、記号:DT)で、補助通貨は「ミリーム(Millimes)」。1ディナール=1000ミリームなので注意。
|
日本大使館 | ・HP |
チュニジアの絶景一覧 |
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