エンジェルフォールは、広大なギアナ高地の中にある世界最大落差の滝です。2泊3日のツアーで、セスナやボートを使ってアクセス出来ます。こちらのページでは、ツアー2日目以降のカナイマ村から滝へのアクセスをご紹介します。ギアナ高地の概要や、ツアー初日の内容は「エンジェルフォール①」をご覧ください(^^)
また、ベネズエラは経済や治安が非常に不安定な国です。渡航の際は必ず最新の情報を確認してください。
「エンジェルフォール②滝へのアクセス」徹底ガイド:目次
こんな車に乗って出発。まずはカナイマ湖へ行きます。
前のページでも触れましたが、これは濁っているわけではなく、ジャングルから膨大な「タンニン」が流れ出ているためです。最初からエンジェルフォールに向かうわけではなく、まず「サボの滝」に行きます。
日本では全く知られていませんが、もし他の国にあったら世界的な名所になっていてもおかしくない大瀑布です。
圧巻ですねΣ(゚∀゚ノ)ノ しかも、なんと「裏見の滝」なので下をくぐることができます。
カメラなどはビニール袋を貸してくれるのですが、防水カメラやハウジングを持っていると、滝の下の写真も撮れるのでオススメです。
滝の上に行くと、アフリカのンゴロンゴロ・クレーターを思わせる素晴らしい景観が広がっています(,,゚Д゚)
そして、いよいよエンジェルフォールへ。道中はボート移動と徒歩を繰り返します。急流に差し掛かると危険なので、客は降りて歩き、スタッフがボートを上流へと移動するわけです。
食事はボートでとります。こちらがお弁当(^^)
クラッカーとかプリングスを持っていくと重宝します。そして、ややもするとテーブルマウンテンの横を通るようになります。ここらへんは周囲の全てが絶景です。
ちなみに、ボートで写真を撮るにはやはり防水カメラが必要です。一瞬だけカメラを出して撮ろうとしても、どこかで必ず波をかぶることになるのでオシャカになってしまいます(^^;) そして、宿泊地&滝へのトレッキングヘッドに到着です。
一帯はもう圧倒的な大自然が広がっています。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
分かりづらいですが、正面に見えているのがエンジェルフォールなはずです。画面をグーッとアップにしていただくと滝のような白いラインも見えます。真下を見ていただくとツアー客が乗ってきた細長い船が複数あって、反対側にはキャンプサイトの白い屋根が見えています。
ここから山道を1時間ほどかけて歩き展望台へと向かいます。荷物はスタッフがキャンプサイトに運んどいてくれるので、カメラなど最低限のものだけを持っていきます。
そしてついに到着。大体15時頃になります。
ここから順番に写真タイムです。写真で見ると伝わりませんが壮大な光景が広がっています(,,゚Д゚)
上部のここの部分だけで多分100mほどあるはずなのですが、大きすぎてよく分からないんですよね(^^;)
とにかく雄大な場所です。15分くらいしたら山道を下りてキャンプサイトへと行きます。下りの山道になり、地面は常時濡れているのでケガに気をつけてください。
寝るのはハンモックです。ブランケットを1枚もらえるのですが、服が濡れていると夜は結構冷えてきます。なので着替え1セットは必須なのですが、リュックに入れるだけでは到着した時にはズブ濡れになってますから、大きめのビニール袋に入れるなど防水対策をした上でリュックに入れて持っていくのがポイントです。
こーゆー場所に行くときはウォータープルーフバッグがあると便利です。
ダイバーやサーファーにはおなじみなのですが、水から中身を完璧に守ってくれます。通常ジッパーなどは無くて、上の開口部をくるくる折り曲げて行くことで密閉します。補助的な使い方ですが、中に空気を入れて密封することで緊急時の浮き袋にもなったりします。リュックにもショルダーにもなるので大変便利です。
バッグの正面に書いてある「5」「10」「20」は、容積のことで「5L」「10L」「20L」を表しています。ちなみに20Lは非常に大きめのリュックという感じです。小さいサイズの「2L」などもあり、これはこれで重宝します。
中にはカメラ、財布、パスポート、薬など最低限の物しか入りませんが、それら一番大事な物だけを持っていきたい場面で活躍します。ウォータープルーフなので当然スコールでも台風でもへっちゃらですし、ドロなどで汚れても水でガンガン洗えて、タオルでふけばすぐ乾くので、20Lのバッグなどは旅中で非常に活躍します。アウトドア派の人にはオススメです。
ハンモックは蚊帳付きなので、虫はあまり気になりません。
夜にはガッツリした食事が出るので、男性でも安心です(*´ω`*)
そして、実は翌朝に最高の絶景が待っています。
3日目の朝は、こんな絶景から幕を開けます(,,゚Д゚) 前日はキャンプサイトに戻る頃には雨が降っているので意識しないのですが、実はキャンプサイトはエンジェルフォールをのぞむ絶景ポイントにあります。
朝起きると空には雲が広がっています。これが8時~9時になり気温が高くなっていくと雲がすーっと晴れていきます。しかも、何故か分かりませんが滝の落ち口から晴れてきます。
そして、霧が晴れるとこの景色ですΣ(゚∀゚ノ)ノ
出発するまで約2時間、この絶景をノンビリ堪能できます(*´ω`*) 帰りも行きと同じでボートと徒歩になります。
カナイマの村に近づいたところで、最後のフォトポイントに連れて行ってくれます。コーラ色の水が轟々と流れるポイントでかなりの迫力です。
エンジェルフォールでは遊覧飛行も行われています。最少催行人数の4人が集まらないと飛ばないのですが、1人50ドルなので4人分の200ドル払えば飛んでくれます。少し高くはなりますが、人生で一度であろうエンジェルフォールなので、その場合は支払って空を飛ぶのがオススメです。
以上になります。南米を代表する絶景の1つ「エンジェルフォール」。ぜひ行ってみてください(^^) ギアナ高地の概要やツアー初日の内容は「エンジェルフォール①」をご覧ください。
■ヨセミテ滝とブライダルベール滝(アメリカ) |
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共にヨセミテ国立公園のハイライトで、特にヨセミテ滝は落差が739mで世界第3位です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■ワラマンの滝(オーストラリア) |
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「ギリンガン国立公園」にあるオーストラリア最大落差の滝です。落差は最大で305m。詳細は下記からご覧ください。 | |
■シュタウブバッハの滝(スイス) |
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ラウターブルンネンで最も有名な滝で、落差は297m。近くの「トリュンメルバッハの滝」も見事です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■フマッサの滝(ブラジル) |
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photo by:Rosanetur |
「シャパーダ・ディアマンティーナ国立公園」にある滝で、落差は380m。滝の上と下から絶景を見ることができます。詳細は下記からご覧ください。 |
■エンジェルフォール(ベネズエラ) |
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ギアナ高地にある世界最大落差(979m)の滝です。2泊3日のツアーでセスナやボートを使ってアクセス出来ます。詳細は下記からご覧ください。 | |
■クケナン滝(ベネズエラ) |
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こちらもギアナ高地にある滝で、落差は世界第4位(610m)です。テーブルマウンテンの上へ行けるロライマ山トレッキングで見ることができます。詳細は下記からご覧ください。 | |
■トゥゲラ滝(南アフリカ共和国) |
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長らく「落差948mで世界第2位の滝」として知られていましたが、2016年にチェコの研究機関が調査を行った結果983mということになり、現在エンジェルフォールを抜いて世界一という説もあります。 詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な滝がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい滝総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている滝の中から、特にすごい74ヶ所をテーマ別にご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-ヒューストン(約12時間)
・ヒューストン-ハバナ(約3時間半) |
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ベストシーズン | 12月~4月(乾季) |
外務省 | 海外安全情報 ベネズエラ |
ガイドブック | ベネズエラのガイドブック |
ビザ | 90日以内の観光は不要 |
パスポート残存期間 | ・6ヶ月以上
・未使用査証欄見開き2ページ以上 |
時差 | -13時間(サマータイム無し) |
チップ | 基本的には不要 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるスペイン語 | ①おはよう。
Buenos días.(ブエノス ディアス)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 110V |
通貨 | 2021年8月のデノミで「100万ボリバル・ソベラノが1ボリバル・デジタル」となる。常に最新情報の確認が必要。
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日本大使館 | ・HP |
ベネズエラの絶景一覧 |
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