ワラスは「南米のスイス」と称される別天地で、南米を語る上で外せない「アンデスの山々」を最もディープに体験できる場所です。標高3000m以上の地に約400ものラグーンが存在し、エメラルドグリーンやコバルトブルーの美しい水面をたたえています。
こちらのページでは「ワスカラン国立公園」以外の見どころを先にご紹介します。ワスカラン国立公園については「ワラス②」をご覧ください(^^)
「ワラス①アクセスと周辺の見どころ」徹底ガイド:目次
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
ワラスは首都のリマから北に約420km離れています。標高は3090mで「ワスカラン国立公園」「チャビン・デ・ワンタル遺跡」「ユンガイ」などへの拠点となります。街の後ろにはペルー最高峰のワスカラン(6768m)がそびえ、ヒマラヤのような雰囲気をも醸し出しています。人口は約13万人。
最寄りの航空はワラスの「アンタ空港(ATA)」。リマとのみ小型プロペラ機が1日1便運行しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はソル(通貨コード:PEN、記号:S/)で、補助通貨は「センティモ(¢)」。1ソル=100センティモで、本日のレートはこちら。
空港から市内への移動
photo by:Suizaperuana
空港は市内中心部から北に約23km離れています。市内への移動方法はタクシーで、所要時間は約20分、料金は約30ソル(約870円)です。
アンカシュ考古学博物館
photo by:Cbrescia
ワラスのアルマス広場近くにある考古学博物館です。「レクアイ文化」(B.C.400年頃~A.C.600年)、「ワリ文化」(A.C.800年~1200年)の石像や土器を中心に展示しています。この地域にも地上絵が残されていて、その模型などもあります。
ワラスから北へ約8km、コレクティーボで30分ほどの場所に「モンテレイ」という小さな町があって、そこに温泉があります(*´ω`*) コレクティーボはアルマス広場周辺から出ていて「モンテレイ」と言って探せばすぐ見つかります。モンテレイまでの料金は1ソル。入場料は5ソルです。
上の写真は実はプールで、温泉は個室になっています。色が茶色なのは鉄分が多いからで、汚いわけではありません。
ワラスから北に約55km離れた場所にある「消えた町」です。1970年に大地震が起こり、氷河が崩壊して大規模な雪崩が町を襲いました。下の写真の少し明るくなっている部分が、その時に飲み込まれたエリアだそうです。
photo by:Uwebart ※拡大できます
3000mの標高差を流れ落ちてきた氷塊は時速300kmもの速さで町を覆い尽くし、当時のユンガイの人口ほぼ全てにあたる18000人もの命が一瞬にして失われました。現在は世界遺産に登録されていて、キリスト像の慰霊碑が建てられています。
小高い丘の上に建てられているので、周囲の絶景を一望できます。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
町は復興していますが、当時のまま残されている場所もあり、東日本大震災を経験した我々としては他人事ではない思いがあります。
恐竜の足が面白いくらい見事に残っているスポットで、テラポドス(Terapodos)という恐竜だそうです(,,゚Д゚) ワラスから標高4100mの「コノコチャ」に行き、そこから車で4700mほどの地点まで上がります。嬉しいことに車から下りてすぐの場所にあるので楽に行くことができます。
近くには直径20cmほどの見事なアンモナイトの化石もあります。ワラスからの周辺ツアーにも含まれていて、例えばこちらの会社が扱っていました。恐竜の足跡といえば、オーストラリアのブルームにも有名な場所があります。詳細は「ブルーム:徹底ガイド」をご覧ください。
■ブルームの恐竜の足跡
世界の恐竜スポットについては「バコナオ国立公園:徹底ガイド」のページなどに一覧を載せておりますので興味のある方はご覧ください(^^)
チャビン・デ・ワンタルは、インカの時代より2000年も前のチャビン時代の遺跡です。神殿内部はまるで迷路のような作りで、ある部屋に直立している一枚岩でできた4mを超える像は見るものを圧倒します。
ワラスからは標高4550m地点のカウィシュ峠を超えて行きます。遺跡の標高は3140mです。チャビンの町には日本の支援で作られたチャビン国立博物館があります。
以上になります(^^) 続きまして「ワラス②ワスカラン国立公園」をご覧ください。
日本で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-ロサンゼルス(約10時間)
・ロサンゼルス-リマ(約8時間半) |
---|---|
ベストシーズン | 5月~9月(乾季) |
外務省 | 海外安全情報 ペルー |
ガイドブック | ペルーのガイドブック |
ビザ | 183日以内の観光は不要 |
パスポート残存期間 | 6ヶ月以上 |
時差 | -14時間(サマータイム無し) |
チップ | ・レストラン:5~10%
・ホテルで荷物を運んでもらう:2ソル程度 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるスペイン語 | ①おはよう。
Buenos días.(ブエノス ディアス)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 220V
|
通貨 | ソル(通貨コード:PEN、記号:S/)で、補助通貨は「センティモ(¢)」。1ソル=100センティモ。
|
日本大使館 | ・HP |
ペルーの絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
■赤のアイコン
個別のガイド記事です。
■その他の色のアイコン
大都市など周辺に見どころが多い場所や、1つの国に細かい見どころがあるとき、複数の見どころを1つの記事に集約していて、それらが同じ色のアイコンになっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。