マチュピチュは、インカ帝国の都市遺跡で世界で最も有名な観光地の1つです。年々観光客が増えているので、ここ数年は規制の嵐となっています。当サイトでは6ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「マチュピチュ④村からのアクセスと入場ルール」になります(^^)
・マチュピチュ①電車でのアクセス
・マチュピチュ②インカトレイル(3泊4日)
・マチュピチュ③その他のアクセス方法
・マチュピチュ④村からのアクセスと入場ルール
・マチュピチュ⑤内部の見どころ
・マチュピチュ⑥ワイナピチュと周辺の遺跡
「マチュピチュ④村からのアクセスと入場ルール」徹底ガイド:目次
マチュピチュは15世紀のインカ帝国の遺跡です。インカ帝国は文字を持たなかったため、その詳細はまだまだ謎に満ちています。1533年、インカ帝国がスペインの征服により滅ぼされるとマチュピチュは長いあいだ放置されます。
そして1911年。アメリカ人探検家のハイラム・ビンガムは、周辺の古いインカの道路を探検していた際に、山の上に遺跡のようなものを発見しました。
ビンガムは1915年までに3回発掘を行い書籍や論文を発表。解説をまとめた「失われたインカの都市」はベストセラーとなりました。さらに1930年には「マチュ・ピチュ:インカの要塞」を発表し、廃墟の写真と地図が記載され、存在を証明する決定的な論文となりました。
1983年、クスコと共にペルーで最初の世界遺産に登録。2007年7月には「新・世界七不思議」の1つに選ばれました。
マチュピチュ観光の拠点として賑わう村で別名「マチュピチュ村」。「アグアス」は「水」、「カリエンテス」は「熱い」という意味で、その名のとおり温泉が湧き出ています(*´ω`*)
photo by:apardavila
とても居心地のよい村なので、ぜひゆっくり滞在してください。ちなみに、この村を造った功労者がなんと日本人なんですΣ(゚∀゚ノ)ノ
野内与吉さんといって、1917年、21歳のときに福島県の大玉村からペルーに移住したそうです。現在、大玉村はマチュピチュ村の姉妹村になっていて「野内与吉資料館展示室」が造られています。
村からマチュピチュへのアクセス
photo by:KK70088
【料金】 往復 片道
外国人大人 $24.00 $12.00
外国人子供 $12.00 $7.00
【詳細】
・往路:5:30-15:30まで15分ごと。
・復路:6:30-17:30まで15分ごと。
・所要時間:約30分
【バスステーション】
・村の中心部にあります。
・月曜~日曜:5:00~21:00
バスは「ハイラムビンガム・ロード」という、とてもクネクネした山道を走っていきますΣ(・∀・;)
(今もいるのか定かではないですが)昔、ここで観光客を楽しませてくれたのが、世界的に有名な「グッバイ・ボーイ」です。まずは動画をご覧下さい。
グッバイボーイは、現地の男の子たちがチップを目的に行ったパフォーマンスの一種です。上記のクネクネした道をバスはゆっくりと走るわけですが、実は、真ん中に歩ける道があります。そこで男の子たちは、一度バスに「グッバーーーーイ!」と大声で手を振ったら、バスが過ぎた瞬間に山道を駆け下りて、下の道でバスを待ち構え、再び「グッバーーーーイ!」と手を振り、それをバスが一番下に行くまで延々と続けます。
最後にバスの中に入ってきてチップをもら
っていきます。実際遭遇してみると、なに
せ1つの山を下るわけですから、なかなか
ハードなことをやっていることが分かりま
す。なので大抵はチップをあげます。子供
ですしね。
ただ、1人が1ドルあげたとしてバスには
40人以上が乗っていますから、一気に
40ドル以上が手に入ってしまう。現地の
子供にとって、これは莫大な金です。
バスは1日何台も走るので、次第に子供
たちが学校に行かずグッバイボーイをする
ようになってしまいました。
結果、グッバイボーイは禁止となるのですが、市長が変わってOKになったり、単に禁止から年月が経って勝手にやりだしたり、と定まってません(^^;) 行ったときに見られたらラッキーですね。
入り口はこちら。道は分かりやすいので迷うことはありません。上りは約2時間かかります。なかなかしんどいですが、インカトレイルやサルカンタイトレイルを歩いてきた人は、最後ですからぜひ自力で登ってみてください(^^)
中腹の様子はこちら。グッバイボーイはこういう道を駆け下りていくわけです。…これは危ないですね( ̄□ ̄;)
入場規制・遺跡内ルール・料金
2019年1月1日より新たな入場制限が適用されました。さらに、2019年5月30日より、3つの主要遺跡についても入場時間制限が設けられました。
■「マチュピチュ遺跡」入場制限の新規定(2019年1月01日~)
入場:06:00~07:00→退出:10:00~11:00(最大滞在時 4時間)
入場:07:00~08:00→退出:11:00~12:00(最大滞在時 4時間)
入場:08:00~09:00→退出:12:00~13:00(最大滞在時 4時間)
入場:09:00~10:00→退出:13:00~14:00(最大滞在時 4時間)
入場:10:00~11:00→退出:14:00~15:00(最大滞在時 4時間)
入場:11:00~12:00→退出:15:00~16:00(最大滞在時 4時間)
入場:12:00~13:00→退出:16:00~17:00(最大滞在時 4時間)
入場:13:00~14:00→退出:17:00~17:30
(最大滞在時 4時間、但し閉園時間まで)
入場:14:00~15:00→退出:17:30(閉園時間の17:30まで)
入場:15:00~16:00→退出:17:30(閉園時間の17:30まで)
■「ワイナピチュ&マチュピチュ山」入場制限の新規定(2019年1月01日~)
入場:06:00~07:00→退出:12:00~13:00(最大滞在時 6時間)
入場:07:00~08:00→退出:13:00~14:00(最大滞在時 6時間)
入場:08:00~09:00→退出:14:00~15:00(最大滞在時 6時間)
■「遺跡への入場時間制限」(2019年5月30日~)
・インティワタナ:07:00-10:00
・コンドルの神殿:10:00-13:00
・太陽の神殿:13:00-16:00
■そのほかの注意点
・ガイドの同伴義務はありません。(2019年5月30日時点)
・ペットボトルやビニール袋の持ち込みが禁止。飲み物は水筒に入れて持参。
・再入場はできません。
・チケットを2枚買えば、2回入れます。
・食べ物持ち込み禁止。
・金属製スティックや三脚の使用禁止
(年配者や障害のある方はゴム製のカバーをつければ持ち込めます)
・大きな荷物持込み禁止。20リットル以上の荷物が不可。預かり所に預けます。
・トイレは無し(入場ゲートの外側に有料トイレがあります)
・火気厳禁(遺跡内は禁煙)
・1日の入場者は2500名まで。その内、トレイル客で500名。
■料金
①マチュピチュ遺跡のみ
・外国人大人:128ソル ・外国人学生:65ソル
②マチュピチュ+マチュピチュ山
・外国人大人:142ソル ・外国人学生:72ソル
③マチュピチュ+マチュピチュ山+ワイナピチュ山
・外国人大人:152ソル ・外国人学生:77ソル
以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。
・マチュピチュ①電車でのアクセス
・マチュピチュ②インカトレイル(3泊4日)
・マチュピチュ③その他のアクセス方法
・マチュピチュ④村からのアクセスと入場ルール
・マチュピチュ⑤内部の見どころ
・マチュピチュ⑥ワイナピチュと周辺の遺跡
マチュピチュは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-ロサンゼルス(約10時間)
・ロサンゼルス-リマ(約8時間半) |
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ベストシーズン | 4月~11月(乾季) |
外務省 | 海外安全情報 ペルー |
ガイドブック | ペルーのガイドブック |
ビザ | 183日以内の観光は不要 |
パスポート残存期間 | 6ヶ月以上 |
時差 | -14時間(サマータイム無し) |
チップ | ・レストラン:5~10%
・ホテルで荷物を運んでもらう:2ソル程度 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるスペイン語 | ①おはよう。
Buenos días.(ブエノス ディアス)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 220V
|
通貨 | ソル(通貨コード:PEN、記号:S/)で、補助通貨は「センティモ(¢)」。1ソル=100センティモ。
|
日本大使館 | ・HP |
ペルーの絶景一覧 |
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