マチュピチュは、インカ帝国の都市遺跡で世界で最も有名な観光地の1つです。年々観光客が増えているので、ここ数年は規制の嵐となっています。当サイトでは6ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「マチュピチュ①電車でのアクセス」になります(^^)
・マチュピチュ①電車でのアクセス
・マチュピチュ②インカトレイル(3泊4日)
・マチュピチュ③その他のアクセス方法
・マチュピチュ④村からのアクセスと入場ルール
・マチュピチュ⑤内部の見どころ
・マチュピチュ⑥ワイナピチュと周辺の遺跡
「マチュピチュ①電車でのアクセス」徹底ガイド:目次
1・拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨
1-1:クスコ
1-2:アグアスカリエンテス
2・マチュピチュへのアクセス概要
3・Ⅰ クスコ→マチュピチュ村
4・Ⅱ クスコ→オリャンタイタンボ→マチュピチュ村
5・観光の基本情報
クスコは900年頃からの歴史が残るペルー屈指の古都で、1200年頃から1532年まではインカ帝国の首都として繁栄しました。日本で言う京都のような位置づけで、ペルー屈指の観光地として世界中から多くの人が訪れます。人口は約32万人。
最寄りの空港はクスコの「アレハンドロ・ベラスコ・アステテ国際空港」(CUZ)。国内外合わせて5都市に就航しています。最新の就航路線はこちら。格安航空券はこちらです。空港から市内へのアクセスなどは「クスコ①各地からのアクセス」をご覧ください。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
アグアスカリエンテスは、マチュピチュの麓に造られた観光のための村で「マチュピチュ村」とも呼ばれています。小ぢんまりとしていながら多くの観光客で賑わっていて温泉もあります。マチュピチュに登った後のビールと温泉は最高と評判です。人口は約4500人。
宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
通貨はソル(通貨コード:PEN、記号:S/)で、補助通貨は「センティモ(¢)」。1ソル=100センティモで、本日のレートはこちら。
・赤:クスコ
・青:オリャンタイタンボ
・紫:マチュピチュ&村
・黄:水力発電所
アクセス方法は6つあるので早見表で概要をご覧ください。リンクから各記事にとびます。
■マチュピチュへのアクセス早見表
行き方 | 特徴 | こんな人にオススメ |
---|---|---|
Ⅰ・クスコ→
→マチュピチュ村 |
・ペルーレイルを使う。
・3つの乗車クラスがある。 |
・あまり日程が無い。
・予算に余裕がある。 |
Ⅱ・クスコ→
→オリャンタイタンボ |
・バスでオリャンタまで。
・オリャンタから鉄道 |
・あまり日程が無い。
・あまり予算が無い。 |
Ⅲ・クスコ→
→82km地点 |
・バスで82km地点まで。
・82km地点から3泊4日の |
・日程に余裕がある。
・インカの遺跡に浸りたい。 |
Ⅳ・クスコ→
→104km地点 |
・鉄道で104km地点まで。
・104km地点から1泊2日 |
・インカトレイルをしたいが、
3泊4日をするほど、 |
Ⅴ・クスコ→
→水力発電所 |
・最安ルート。
・バスの時間が長くて疲れる。 |
・あまり日程が無い。
・あまり予算が無い。 |
Ⅵ・「サルカンタイトレイル」
クスコ→ |
・アンデス高原の絶景から
ジャングルの中まで、幅広い |
・日程に余裕がある。
・体力がある。 |
クスコからペルーレイルを利用しマチュピチュ村まで直行するルートです。列車はクスコの隣町である「ポロイ(Poroy)」の駅から出発します。クスコからはタクシーで約20分、料金は30ソルです。「クスコ-プーノ」間で使う「ワンチャック駅」とは違うので、間違えないように気をつけてください。約3時間20分でマチュピチュ村へ到着します。
ペルーレイルには3つのクラスがあります。
一番安いクラスで往復140US$。別名「バッグパッカークラス」といいます。お菓子付き(^^) こう聞くとアジアの長距離鉄道の三等車のような、かたーい座席を思い浮かべますが、実はとても快適です。天井もガラスですし。
往復190US$。飲み物と軽食付きで少し広くなります。値段もそこまでエクスペディションと違わないので、一般的な旅行客に人気があります。
別格に高級なクラスで、気になる料金は往復で950US$ですΣ(゚∀゚ノ)ノ 上の動画は1分くらいでまとまっているので興味のある方はご覧ください。バーラウンジ、食堂車などがあり、最後尾は外に出られます。
豪華な食事が出て、ペルー人の美男美女によるファッションショーや生演奏などが行われるセレブの世界(^^;) ただ、他にも色々なものが含まれています。
【含まれるもの】
・マチュピチュ村からマチュピチュまでのバス代。
・マチュピチュの入場券
・マチュピチュ入口前にあるホテル「サンクチュアリ」でのアフタヌーンティー。
・マチュピチュのガイド料
まず、クスコからオリャンタイタンボまで行きます。コレクティーボで行く人が多く、所要時間は約2時間、料金は10ソルです。コレクティーボは「パビトス通り」から出ています。上の地図の場所で、グーグルマップにはそのまんま「ウルバンバとオリャンタイタンボ行きのコレクティーボの駅(Estacion de colectivos para urubamba y ollantaytambo)」と表記されています。
オリャンタイタンボからは上記のペルーレイルの他に「インカレイル」も出ています。インカレイルはクスコへは通っていません。ペルーレイルも雨季にはオリャンタイタインボからしか出ないことが多くなるので、雨季に行く人は注意してください。
ペルーレイル、インカレイル、いずれを選ぶにしてもマチュピチュ村までの所要時間は約1時間半です。鉄道を利用する際は下記のことに注意してください。
・列車に持ちこむ荷物は5kg以内
・荷物の3辺の和が160cm以内
・パスポート必携
・チケットは印刷されたものを持っていく
(ここ数年の急速なデジタル化で不要かもしれません)
インカレイルには4つのクラスがあります。
貸切車両です。約10000US$とのこと(^^;)
往復398US$。とても豪華な車内で、食事や飲み物に加え生演奏もあるようです。
往復150US$。エグゼクティブクラスとも言うようです。多少、座席の質などは下がる様子ですが十分ラグジュアリーな空間です。どちらかというと食事の内容などが変わるんだと思います。
往復140US$。こちらも結局十分に快適です。360度パノラマクラスと10US$しか違わないようなので、予算や気分で決めて良いと思います(^^)
世界の面白い列車については「南アフリカの豪華列車:徹底ガイド」に一覧を載せておりますので興味のある方はご覧ください。
以上になります。続きまして下記から他のページをご覧ください。
・マチュピチュ①電車でのアクセス
・マチュピチュ②インカトレイル(3泊4日)
・マチュピチュ③その他のアクセス方法
・マチュピチュ④村からのアクセスと入場ルール
・マチュピチュ⑤内部の見どころ
・マチュピチュ⑥ワイナピチュと周辺の遺跡
マチュピチュは日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-ロサンゼルス(約10時間)
・ロサンゼルス-リマ(約8時間半) |
---|---|
ベストシーズン | 4月~11月(乾季) |
外務省 | 海外安全情報 ペルー |
ガイドブック | ペルーのガイドブック |
ビザ | 183日以内の観光は不要 |
パスポート残存期間 | 6ヶ月以上 |
時差 | -14時間(サマータイム無し) |
チップ | ・レストラン:5~10%
・ホテルで荷物を運んでもらう:2ソル程度 |
日本への電話 | 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
現地で使えるスペイン語 | ①おはよう。
Buenos días.(ブエノス ディアス)
②こんにちは。
③こんばんは。
④ありがとう。
⑤さようなら。
⑥はい・いいえ。
⑦~へ行きたい。
⑧これがほしいです。
⑨これはいくらですか?
⑩値下げしてくれませんか? |
電圧とプラグ | 220V
|
通貨 | ソル(通貨コード:PEN、記号:S/)で、補助通貨は「センティモ(¢)」。1ソル=100センティモ。
|
日本大使館 | ・HP |
ペルーの絶景一覧 |
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