名称 |
小レンソイス
(Lençois Maranhenses Vassouras) |
---|---|
場所 | マラニョン州
(Estado do Maranhão) |
時差 | 12時間 |
時期 | 6月~9月(特に水が豊富なのは7月~8月) |
レンソイスはポルトガル語で「シーツ」を意味する白砂漠です。「石英」で出来た真っ白な砂丘の広さはおよそ15万ha。1月~6月の雨季には、たくさんの雨が降り注ぎ、砂丘の間に数百ものエメラルドグリーンの湖が現れます。南米を代表する絶景として世界中から観光客が訪れます。
しかし、レンソイスにはもう一つの魅力があるんです♪実は、真っ白な砂漠は「大レンソイス」と呼ばれるもの。そう!「小レンソイス」があるんですね(^^)
こちらのページでは小レンソイスの魅力をたっぷりとお伝えします♪大レンソイスについては、こちらの特集ページをご覧下さい。
それではご紹介していきます!
(アクセスや町の紹介は「大レンソイス」のページと同じです)
■目次
バヘリーニャスは人口2万人ほどの小さな町です。レンソイスを求めてやってくる観光客たちで、近年はとても賑わっています。宿はたくさんありますので、こちらからチェックしてください。
町の名物は「シュラスコ」♪ 鉄串に牛肉や豚肉、鶏肉を刺し、荒塩をふって炭火でじっくり焼く、南アメリカの肉料理です。スペイン語圏では「アサード」と呼ばれ、アルゼンチン、ウルグアイ、ボリビアなどでも広く食べることができます。
ぜひ本場の豪快なシュラスコを堪能してください!
■アクセス
日本からバヘリーニャスへ直行便はなく、一度サンパウロやリオデジャネイロに行きます。そこから「サン・ルイス」へと飛び、バスで4~5時間ほどかけてバヘリーニャスへ到着します。
サン・ルイスはブラジルで唯一、フランス人によって造られた美しい街で、「サン・ルイス歴史地区」として世界遺産に登録されています。ただ、フランス人が建設したものの、すぐポルトガル人に追い出されてしまいます。そのため、街にはポルトガル風の建物が多く残る形になりました。しかし、現在のラテンアメリカにおいて、これほど保存状態の良いポルトガル風建築は稀。別名「タイルの街」と呼ばれるほど、建物にはタイルが敷き詰められ、独特の景観を創り出しています。
実は街は島の上にあります。美しい海岸線やビーチはサン・ルイスの目玉の一つ。特に夜景は目をみはるほど素晴らしいです。そんな景観を持つゆえか、この島からは多くの詩人や作家が生まれました。そのため「愛の島」「ブラジルのアテネ」などと呼ばれ多彩な魅力を放っています。
タンボル・デ・クリオウラ
街に根付く文化の一つに「タンボル・
デ・クリオウラ(Tambor de Crioula)」
があります。アフリカ系ブラジル人のダ
ンスで、まず、陽気な女性たちが太鼓
の打楽器隊であるバテーリアを誘いま
す。彼女たちは音楽に合わせてくるくる
周りながら、バテーリアの中心で一番
良い位置を取り合います。すごいエネ
ルギーに溢れているので、ぜひ見てくだ
さい♪
タンボル・デ・ミナ
こちらもクリオウラと似ていますが、非
なるもので、アフリカ系ブラジル人の
信仰「カンドンブレ」から来ています。
見ると、ただ騒いでいるわけではなく、
神聖で厳かな感じが伝わると思いま
す。いずれにせよ、途方もないエネル
ギーに溢れています♪
ブンバ・メウ・ボイ
ブラジル各地で行われている「ボイブ
ンバ」という祭りの一種で、サン・ルイ
スは特にそれが盛んな地です。民族
音楽の「フォルクローレ」とともに「一
度死んだ後よみがえる雄牛」にまつ
わる物語を、各チームが演じます。
とても魅力的な街なので、ぜひ訪れて欲しいと思う反面、残念なことに治安が良くないと言われる街でもあります。
回避する方法としては、お金でガードすること。すなわち「ちゃんとしたホテルを取り、空港からの送迎も手配し、市内観光をホテルのツアーデスクで頼んでしまう」という形ですね。そうすれば安全は確保されますから、時間がある方は、ぜひサン・ルイスも楽しんでください♪ホテルはたくさんありますので、こちらからチェックしてみてください♪
サン・ルイス空港の空港タクシーで市内のバスターミナルまで行きます。空港タクシーなので安心ですが、夜間や早朝の移動は慎重にしてください。時間は約30分でつきます。
ターミナルについたら、「バヘリーニャス~」とか「レンソイス~」とか言いながらカウンターを探してみてください。係りの人や周りの旅行客が教えてくれると思いますよ♪バスは「Cisne Branco社」を使用します。こちらですね。
片道28レアルで1日4便です。所要時間は約5時間です。
- サンルイス→バヘリーニャス:6:00、9:00、14:00、19:30
- バヘリーニャス→サンルイス:6:00、9:00、14:00、18:30
また、ほかに乗り合いタクシーでも行くことができます。40レアルです。
■小レンソイス
ツアーは午前9時に始まります。なので、8時45分くらいに宿に迎えがきます。
バヘリーニャスの船着場に着くと、たくさんのボートと観光客で溢れています。
「ナマケモノ」という意味の「プレギッソス川」を、大西洋に向かって下ります。
川岸にはマングローブの林が続き、ガイドさんが動植物の説明をしてくれます。
目的地の小レンソイスはバッソーラス(Vassouras)という砂丘で、約1時間の船旅です。
川沿いに黄色い砂漠が現れたらゴールです。
そこからは約1時間与えられての自由行動。みんなで砂丘を登ります。
目の前の砂丘を登りきるとラグーアが現れます。
大レンソイスに比べれば小規模とはいえ、人間、特に日本人からしたら十分大規模です(^^;)
水に色味があるのは、水草が生えているからで、水自体はとてもきれいです♪
ただ浅いので、大レンソイスみたいに「泳ぐ」という感じではありません。
この黄色い砂丘は、とにかくサンセットが素晴らしいです。ただ、普通のツアーでは、この砂丘は1時間ほどしかいられないので、個人旅行者であれば、ぜひツアー会社でサンセットを見る交渉をしてみてください。
さて、小一時間の自由時間を終えたらボートへと戻ります。船着場の近くには休憩所があり、かわいらしいサルが人気者になっています♪
休憩を終えたら、またボートに乗って「マンダカル村」へと移動します。
村のシンボルである灯台が見えたら到着。ここも約1時間の自由行動です。
まずは灯台へとむかいます。もちろん登ることが出来、螺旋階段をぐるぐると上がって頂上を目指します。すると、なかなかの絶景が待っています♪
川・緑・海・住居のバランスがとても良く、気持ちがいいので、ぜひ登ってください♪灯台を見終わったらボートへと戻り、少しボート移動したのち、カブレという漁村に行き昼食になります。
ビーチにはレストランが並びます。食事を終えたら、動きたい人は海に。休みたい人はハンモックでのんびりしましょう♪どちらもサイコーです♪
このビーチではサンドバギーをレンタルすることも出来ます。自分で運転もできるし、スタッフに頼むことも出来ます。何人かのグループであればとても楽しいと思いますよ♪
ひとしきり楽しんだら、15時頃にボートに戻り、バヘリーニャスへと帰ります。
バヘリーニャスからサン・ルイスへのバスは18:30がありますが、サン・ルイスに着くのが夜中になってしまうので、治安を考えるとオススメ出来ない面もあります。時間があるなら、ゆっくり一泊してしまうのが良いでしょう。
いかがでしたでしょうか。レンソイスのもう一つの魅力「小レンソイス」。ぜひ足を運んでみてください♪「大レンソイス」はこちらの特集ページからご覧下さい。
■パンタナールの洞窟ダイビング
もちろん体験ダイビングも豊富にあるので、ライセンスがなくても大丈夫なんですが、やはり体験だと行ける場所に限りがありますので、取得してからの方がブラジルの雄大な自然をを満喫できます。
ダイビングの免許は3泊4日の「ライセンス取得ツアー」などでも取ることができますので、旅行しながら取得するのもオススメです♪
特に近年は東南アジアが安くて、食事も美味しくて、見どころもたくさんあって、大人気のようですね。様々なタイプのツアーがあるので、ご覧下さい。■ダイビングライセンス取得ツアー(海外)
そして一生に何度も行けないであろうカリブ海を訪れるなら、水中カメラやハウジング付きデジカメは必ず持っていきましょう♪
水中カメラやハウジングは一昔前は両方とも高かったですが、今ではすごく安くなってますからね。防水カメラはこちら。ハウジングはこちらからご覧下さい。
もし買う時間がなければ、写るんです的なカメラにも水中カメラはありますので、ぜひ持って行ってください。(簡易的なものだと深度に限界がありますので、確認してください)
南米各国のガイドブック
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