フェルナンド・デ・ノローニャへの行き方と見どころ

 

フェルナンド・デ・ノローニャは、ダイビングやサーフィンの世界的スポットとして知られていて、2001年には世界遺産に登録されました。「世界で最も美しいビーチ」にも数回選ばれていて近年人気が高まっています。それではご紹介していきます。多分、日本で一番詳しいページですよ(^^)

 

 

「フェルナンド・デ・ノローニャ」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨

フェルナンド・デ・ノローニャへの行き方と見どころ 

 

フェルナンド・デ・ノローニャは、ブラジル北東部の大西洋上にある島々と、その主島の名前です。観光客は1日400人までの入島制限があり、とてもラグジュアリーな時間を過ごすことができます。人口は約2600人。

 

最寄りの空港はフェルナンド・デ・ノローニャ空港(FEN)。レシフェとのみ就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちらです。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨はレアル(通貨コード:BRL、記号:R$)で、補助通貨は「センターボ(¢)」。1レアル=100センタボスで、本日のレートはこちら。

 

 

 

島の概要

フェルナンド・デ・ノローニャへの行き方と見どころ
出典:http://ilhadenoronha.com.br ※拡大できます

 

フェルナンド・デ・ノローニャは、ブラジル本土から北東に500km離れた孤島で、与那国島とほぼ同じ面積です。島の北西部にある「サンショ湾」(上の地図の⑰)が、トリップアドバイザーの「世界で最も美しいビーチ」に2年連続で認定されたことにより、世界中から観光客が押し寄せるようになりました。

 

滞在にあたっては2種類の税金がかかります。1つ目は入島税で1日あたり14US$。日数ごとにそのまま増えていくので長いこといられません(ノД`) 2つ目は環境保護税で10日間有効の40US$です。なので2泊3日だとすると約80US$税金がかかるということです。

 

宿泊は「ポサダ」という民宿に泊まります。

 

 

民宿といっても世界的リゾート地なので料金は1泊1~7万円ですΣ(゚∀゚ノ)ノ バリ島のウブドに行くようなイメージですね。島のシンボルが、こちらの「モーロ・デ・ピコ(MORRO DO PICO)」。

 

フェルナンド・デ・ノローニャへの行き方と見どころ

 

名前は「岩の先端」という意味なのですが、この岩山があることで島の光景が数段グレードアップしているように思えます。特にサンセットが美しいです(,,゚Д゚)

 

フェルナンド・デ・ノローニャへの行き方と見どころ

 

島内をめぐりたいときは普通のツアーもありますし、ちっこいバギーをレンタルすることもできます。自由に色々周りたい人にはバギーがオススメです。また、ボートツアーでイルカを見に行くこともできます。

・島内ツアー:120レアル
・バギーツアー:100レアル
・ボートツアー:100レアル

 

 

スキューバダイビング

フェルナンド・デ・ノローニャへの行き方と見どころ
出典:http://www.mergulhocerto.com.br ※拡大できます

 

周辺は国立海洋公園に指定されていて、近隣の「ロカス環礁」と共に「ブラジルの大西洋上の島々:フェルナンド・デ・ノローニャ諸島とロカス環礁の保護区群」として世界遺産に登録されています。

 

初心者向けから上級者向けまで多くのダイビングポイントがあり、イルカやサメなどの大物、カリブ海固有種のマクロ、アーチやケーブなどの地形、さらには沈船と何でも揃っています。こちらでは代表的な5つのポイントをご紹介します。

 

Pedras Secas

 

水深は約17m。とにかく地形が素晴らしく、洞窟、トンネル、アーチ、峡谷など進むほどに目の前の景色が変わっていきます。ブラジルのサイトでは「世界のトップダイビングスポット10」として紹介されていました。サメやカメなどの大物もいて、写真やビデオを撮りたい方に最高のポイントです(^^)

 

The Caverna de Sapata

 

水深は約25m。入り組んだ地形が巨大な回廊を思わせる空間を形成しています。たまに上部から光が差し込み、あたかもメキシコのセノーテを思わせる光のカーテンが見られることもあります。

 

Laje Dois Irmaos

 

フェルナンド・デ・ノローニャで最大規模の珊瑚礁です。水深は約24m。森の中を泳ぐようにサメが現れて、さらには1mを超えるジョーフィッシュも生息していますΣ(゚∀゚ノ)ノ

 

Corveta V 17

 

1983年に沈んだブラジル海軍の船で、ブラジルで最も有名なダイビングポイントの1つだそうです。深さは62mにもなる完全な上級者向けポイント(^^;) PDIでいうところのアドバンス以上のライセンスが必要で、ナイトロックスが必須です。船の保存状態が非常に良く、船内の機材が沈んだ時のまま残っています。

 

大物が集結するポイントでもあり、マンタ、マグロ、トビエイ、シイラをはじめ、なんとジンベエザメが現れることもあるそうです。

 

Naufragio do Porto

 

こちらはビーチから泳いでいける距離にある沈船で、ダイバーとスノーケラー両方が楽しめます。元々はギリシャの船だそうです。

 

ほかにも、大型のカメが出没する「Cabeco Submarino」や、深さ40mの根で大物が出没する「Cabeco da Sapata」など、たくさんの見どころがあります(^^)

 

 

サンショ湾

 

こちらが「世界最高のビーチ」に選ばれた「サンショ湾」です。高台にボードウォークと展望台が整備されているのですが、ビーチに行くには別途料金が150レアル(約3000円)必要ですΣ(゚∀゚ノ)ノ 料金を支払ったら、ビックリするような道を進みます。それがこちら。下を見てみてください。

 

 

断崖絶壁をハシゴで上り下りしますΣ( ̄□ ̄;) そして、いよいよビーチに到着です。画面をグルッと回して周囲を見てみて下さい。

 

 

後ろを見ると絶壁がありますよね。これをハシゴで上り下りするということです(^^;) 有料のビーチということもあって人は少なくゆっくりできます。

 

 

この他にも「レオン海岸(Praia do Leao)」や「ポルコス湾(Baia dos Porcos)」が美しいと有名です。

 

■レオン海岸
フェルナンド・デ・ノローニャへの行き方と見どころ

 

■ポルコス湾
フェルナンド・デ・ノローニャへの行き方と見どころ

 

以上になります。南米の孤島フェルナンド・デ・ノローニャ。ぜひ行ってみてください(^^)

 

日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。

フェルナンド・デ・ノローニャへの行き方と見どころ

 

 

世界の絶景島

■スカイ島(イギリス)

スコットランド北東部にある島で、世界トップレベルの圧倒的な絶景が広がっています。詳細は下記からご覧ください。

「スカイ島」徹底ガイド

■カプリ島(イタリア)

イタリアを代表する世界的観光地「青の洞窟」がある島で、ナポリから日帰りで訪れることができます。詳細は下記からご覧ください。

「カプリ島の青の洞窟」徹底ガイド

■ブラーノ島(イタリア)

ヴェネツィアの海に浮かぶ人口約3000人の小さな島で、カラフルな家々が有名です。詳細は下記からご覧ください。

「ヴェネツィア④サン・マルコ広場以外の見どころ」徹底ガイド

■ランペドゥーザ島(イタリア)

地中海に浮かぶ島で、船が浮かんでいるように見える「フライングボート」という現象と、それが起こるほど透明度が高い海で有名です。詳細は下記からご覧ください。

「ランペドゥーザ島」徹底ガイド

■サントリーニ島(ギリシャ)

エーゲ海で最も有名な観光地の1つで「真っ白な建物と青いドーム」はギリシャを象徴する景色として知られています。詳細は下記からご覧ください。

「サントリーニ島②観光の見どころ」徹底ガイド

■メイス島(ギリシャ)

国としてはギリシャですが位置的にはトルコの沿岸部で、「メギスティ島」や「カステルリゾ島」とも呼ばれています。カプリ島と同レベルの青の洞窟があり、しかも泳げるので一番オススメです。詳細は下記からご覧ください。

「カシュ/メイス島(カステルリゾ島)」徹底ガイド

■ヴィソヴァツ島(クロアチア)

クルカ国立公園の湖に浮かぶ孤島で、島の上には可愛らしい修道院があります。詳細は下記からご覧ください。

「クルカ国立公園③ロシュキ滝&ヴィソヴァツ島」徹底ガイド

■ビシェヴォ島(クロアチア)

アドリア海に浮かぶ小さな島で、カプリ島より少し規模が小さいですが美しい青の洞窟があります。詳細は下記からご覧ください。

「ビシェヴォ島の青の洞窟」徹底ガイド

■ブレッド島(スロヴェニア)

「アルプスの真珠」と称えられるブレッド湖にある島で、フォトジェニックな「聖マリア教会」が建てられています。詳細は下記からご覧ください。

「ブレッド湖」徹底ガイド

■ハーバー島(バハマ)

世界で一番有名なピンクビーチがある島で、欧米のハネムーナーがこぞって訪れる人気観光地です。詳細は下記からご覧ください。

「ハーバー島」徹底ガイド

■カランガマン島(フィリピン)

セブ島北部の海にある砂島で、細長いビーチはまさに絶景です。詳細は下記からご覧ください。

「マラパスクア島②スキューバダイビング」徹底ガイド

■コミノ島(マルタ共和国)

マルタ島とゴゾ島の間にある小さな島で、ランペドゥーザ島に劣らない「フライングボート」が見られます。詳細は下記からご覧ください。

「コミノ島のブルーラグーン」徹底ガイド

■バードゥ島(モルディブ)

刺激に反応して青く光る夜光虫が生息することで有名なビーチです。詳細は下記からご覧ください。

「バードゥ島」徹底ガイド

 

世界には他にも魅力的な島がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい島&諸島総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている場所の中から特にスゴい83ヶ所を6つのテーマに分けてご紹介しています(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ロサンゼルス(約10時間)

・ロサンゼルス-マイアミ(約4時間半)
・マイアミ-レシフェ(約8時間)
・レシフェ-フェルナンド・デ・ノローニャ(約1時間15分)

ベストシーズン 8月~12月
外務省 海外安全情報 ブラジル
ガイドブック ブラジルのガイドブック
ビザ 90日以内の観光は不要。
パスポート残存期間 ・6ヶ月以上

・未使用の見開き2ページが必要

時差 -12時間(サマータイム無し)
チップ 基本的には不要
日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるポルトガル語 ①おはよう。

Bom dia.(ボン ジーア)

 

②こんにちは。
Oi.(オイ)

 

③こんばんは。
Boa noite.(ボア ノイチ)

 

④ありがとう。
Obrigado.(オブリガード)

 

⑤さようなら。
Tchau.(チャウ)

 

⑥はい・いいえ。
Sim・Nao.(シン・ナウン)

 

⑦~へ行きたい。
Quero ir a ~.(ケーロ イル ア ~)

 

⑧これがほしいです。
Quero este.(ケーロ エスチ)

 

⑨これはいくらですか?
Quanto é ?(クアント エ?)

 

⑩値下げしてくれませんか?
Faz desconto?(ファス・デスコント?)

電圧とプラグ ・110V

コンセントタイプ
レンソイス・マラニャンセス国立公園への行き方と見どころ

通貨 レアル(通貨コード:BRL、記号:R$)で、補助通貨は「センターボ(¢)」。1レアル=100センタボス。

 

日本大使館 HP

ブラジルの絶景一覧

ブラジルの絶景

 

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