名称 |
チャーチル
(Churchill) |
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場所 | マニトバ州チャーチル |
時差 | 15時間 |
時期 | 7月~8月 |
7月~8月にかけてハドソン湾には集まった魚を追い求めて約6000頭ものベルーガ(シロイルカ)が集まります。
そのため「シロクマの首都・チャーチル」は、この時期「ベルーガの首都・チャーチル」と呼ばれます。
それではご紹介していきます。
■目次
☆アクセス・拠点の町・最寄り空港・就航路線
☆町周辺の見どころ
☆ベルーガウォッチング
☆チャーチルのベストシーズンは年に3回
☆備考
チャーチルはマニトバ州にあり、ハドソン湾に面しています。人口923人。
最寄りの空港はチャーチル空港 (YYQ)で、カナダ国内の10都市に就航路線があります。就航路線を知りたい方は、こちらからご覧ください。近隣で拠点となる大きな空港は、マニトバ州の州都であるウィニペグになります。
宿はこちらです。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
チャーチル
ウィニペグ
■町周辺の見どころ
チャーチルは他にも魅力あるアクティビティがもりだくさんです。
サウス・ナイフ川でカヤックを漕ぎながら、3日間で160kmの距離を移動します。一面に咲き誇る野生の花々やツンドラのベリーに囲まれて、大自然の中で3泊キャンプします。道中では、ムースやアメリカグマ、オオカミの姿を見ることも♪(レイジー・ベア・ロッジが主催しています)
■ベルーガウォッチング
体長4mもあり大迫力のベルーガですが遭遇してみると、キュン♪キュン♪と愛らしく声をあげます。
この鳴き声から「海のカナリア」とも呼ばれ旅行客を魅了しています。そしてチャーチルでは、このベルーガと一緒に泳ぐことも出来るんです♪
ウェットスーツを着て、体が流されないようにロープでボートと自分をつなぎます。シュノーケルを装着したら、いよいよ「ドボンッ!」と飛び込みます♪
ハドソン湾の海水は、豊富すぎる栄養分により濁っているので、近くに来てくれないとベルーガの顔はハッキリは見えません。
しかし!ベルーガ達はとても人懐っこく、なんと自らこちらによってきてくれます♪
なので、こんなにクッキリと愛らしい笑顔を見ることができます。さらに水の中では音がより聞こえるため、キュン♪キューン♪というベルーガ達の会話をクリアに聞くことができ味わったことのない感動を与えてくれます。
空から見るとこんな感じ。遭遇率は100%ですね!水上飛行機のツアーもあるので、お金が許せば、ぜひ参加してみてください♪
海水は夏でも15度前後と、かなり冷たいので、シュノーケリングをするにしても、しないにしても、海上での防寒対策はしっかりとして行ってください。
ベルーガは20世紀初め、乱獲と環境破壊により激減して、絶滅の危機に瀕してしまいました。
今では個体数が少しずつ増えているものの、一人ひとりが地球環境を考えないといけないと改めて考えさせられます。
こんなかわいい生き物が姿を消してしまうなんて悲しいですもんね。いつまでも空からこの写真のような集団が見られるようにしたいものです。
チャーチルは野生のシロクマと触れ合える地として有名です。チャーチルのシロクマについては、こちらのページで特集しているので、合わせてご覧下さい。
そしてもう1つが・・・そう、オーロラです♪
極地の醍醐味であるオーロラはチャーチルも彩ってくれます。しかも嬉しいことにベストシーズンがホッキョクグマとかぶっていて、9月~11月になるんですね!
世界的にも珍しい2つの大自然の共演。時間はあればあるほど良いので、学生旅行や、セカンドライフを満喫している方などにおすすめです♪
日本人にはなかなか知られていませんが、チャーチルは魅力が盛り沢山♪ツアーは下記の会社などが催行していますので、ご予算と日程に合わせて比較してみてください。