名称 |
ターカメノン滝
(Tahquamenon Falls State Park) |
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場所 | アメリカ・ミシガン州
(State of Michigan) |
時差 | 夏:-14時間
冬:-15時間 |
時期 | 春~秋 |
ターカメノン滝は、日本ではほとんど知られていませんが、水量も美しさもアメリカで屈指の絶景滝です。最大の特徴は水が茶色く透き通っていること。世界でも珍しいコーラ色の滝なんです。
それではご紹介していきます。
■目次
スーセントマリーは、カナダとの国境になっているセントメアリーズ川の河岸に造られた町で、対岸のカナダ側にも同名の町があり、2つの町はスーセントマリー国際橋で行き来することができます。ターカメノン滝までは車で約1時間半です。人口は約17000人。
最寄りの空港はチッペワ国際空港(CIU)。デトロイトとのみ就航しています。各地からの航空券はこちらからチェックしてみてください。
宿はこちらです。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
スーセントマリー
デトロイトは、自動車産業の街として世界的に有名で、アメリカ中西部有数の世界都市です。しかし、失業率や貧困率が高いため犯罪都市としても知られているので、訪れる際は注意してください。人口は約70万人。
最寄りの空港はデトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港(DTW)。国内外合わせて130以上の都市に就航しています。就航路線を知りたい方は、こちらからご覧ください。
宿はこちらです。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
デトロイト
空港は市内中心部から南西に約30km離れています。市内への移動方法はバスかタクシーです。
・「Smart Bus」の「261番」のバス
・約1時間おきに運行
・所要時間:約1時間
・料金:2US$
タクシーはメーター制で、所要時間約30分、料金は約80US$です。
■ターカメノン滝へのアクセス
アクセスはレンタカーかツアーになりまして、スーセントマリーから約1時間半、デトロイトからだと約5時間半です。
■スーセントマリーから行く
■デトロイトから行く
ターカメノン滝は、アメリカの五大湖の1つであるスペリオル湖に注ぎ込むターカメノン川にあります。アッパー滝(赤)とロウワー滝(青)の2つがあり、雪解け水が流れ込む春になると、ナイアガラに次いで全米で2番目に水量が多くなります。
駐車場から滝までは遊歩道が整備されているので簡単にアクセスできます。
そして、こちらがアッパー滝です。とても美しい場所なので、画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
この川が特徴的なのは、水が茶色でかつ透き通っているということです。
これは泥などで濁っているわけではなく、周辺の森から紅茶の成分でもある「タンニン」が溶け出しているため茶色になっているんですΣ(゚∀゚ノ)ノ 現地では「ルートビール滝」とも呼ばれています。
■ルートビール
出典:https://www.sprecherbrewery.com
川がこのような色になる場所は世界的にも珍しいです。他の場所だと、例えばベネズエラのエンジェルフォール付近の川は、熱帯雨林から大量のタンニンが流れ出して同様の色になっています。
■エンジェルフォール周辺の川
自然の神秘ですね(^^) ちなみに、ターカメノン滝は秋がハイライトです。周囲が見事な紅葉になり、まるで絵画の中の世界になります。
出典:https://www.newberrytourism.com
そして、アッパー滝から約6km離れたところにロウワー滝があります。こちらは中に入ることもできます。
こーゆー場所に行くときは2つ非常に便利なアイテムがあります。1つ目は「マリンシューズ」。
濡れる場所専用のクツなので、川でも滝壺でも入っていけますし、それゆえに滑りづらく作られています。ビーチサンダルだと滑って危ないだけでなく、水の中ではすぐに脱げてしまい安全に歩くことが出来ません。
例えば「アウトドアサンダル」なら脱げることが無いためまだマシなのですが、素足が露出しているので、肌を切ってしまったり突き指をしてしまうことがあります。マリンシューズなら足全体が保護されている上に、メッシュ素材のものが多いので「乾きやすい」「かさばらない」といったメリットもあります。
そして2つ目はウォータープルーフバッグです。
ダイバーやサーファーにはおなじみなのですが、水から中身を完璧に守ってくれます。通常ジッパーなどは無くて、上の開口部をくるくる折り曲げて行くことで密閉します。補助的な使い方ですが、中に空気を入れて密封することで緊急時の浮き袋にもなったりします。リュックにもショルダーにもなるので大変便利です。
デザインは単色か迷彩が多く、迷彩はピンク、オレンジ、紫、黄色など、ウォータープルーフバッグ以外ではあまり見られない色使いがされていて人気があります。
バッグの正面に書いてある「5」「10」「20」は、容積のことで「5L」「10L」「20L」を表しています。ちなみに20Lは非常に大きめのリュックという感じです。小さいサイズの「2L」などもあり、これはこれで重宝します。
中にはカメラ、財布、パスポート、など最低限の物しか入りませんが、それら一番大事な物だけを持っていきたい場面で活躍します。サンオイルや常備薬などを入れてる人も多いですね。
また、ウォータープルーフなので当然スコールでも台風でもへっちゃらですし、ドロなどで汚れても水でガンガン洗えて、タオルでふけばすぐ乾くのでので、20Lのバッグなどは旅の中で非常に活躍しますので、アウトドア派の人にはオススメです。
以上になります。まるでコーラのような絶景の滝。ぜひ行ってみてください(^^)