ヨセミテ国立公園はアメリカにおいてグランドキャニオンと並ぶ人気観光地です。東京都の約1.5倍もの面積の中に多くの見どころがあり、年間で350万人以上が訪れます。
当サイトでは3ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「ヨセミテ国立公園②観光の基本情報」になります(^^)
「ヨセミテ国立公園②観光の基本情報」:目次
1・無料シャトルバス
2・ガイドツアー
3・トレイル
3-1:ハーフドーム・トレイル
3-2:ヨセミテ滝トレイル
3-3:ミラーレイク・トレイル
3-4:マリポサ・グローブトレール
4・宿泊①ヨセミテビレッジ(公園内)
4-1:アワニー・ホテル
4-2:ワオナ・ホテル
4-3:ヨセミテバレー・ロッジ
5・宿泊②カリービレッジ(公園内)
6・宿泊③ハウスキーピング・キャンプ(公園内)
7・宿泊④個人でキャンプ(公園内)
8・宿泊⑤ヨセミテビューロッジ(公園外)
9・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
無料シャトルバス
出典:http://npmaps.com ※拡大できます
西の「エル・キャピタン・シャトル」(赤紫)は夏のみの運行ですが、東の「ヨセミテ・バレー・シャトル」(緑)は通年運行しています。「ワオナ」と「マリポサグローブ」間は春から秋のみ運行されています。
バッジャー峠のスキー場とヨセミテ渓谷を結ぶ便は、スキー場がオープンしている期間は1日2往復運行されています。「Tuolumne Meadow地区」も夏季の間は運行されていて、運行区間は「タイオガ峠」と「Olmsted Point」です。途中に「テナヤ・レイク」を経由します。
ガイドツアーは後述する「ヨセミテロッジ」「ヨセミテビレッジ」「カレービレッジ」などで申し込むことができます。公式HPや電話では1週間前から申し込めます。
ヨセミテ渓谷の2時間ツアー、1日ツアー、グレーシャーポイントの1日ツアーなど様々ありますが、オススメは「ヨセミテ渓谷月光2時間ツアー」です(^^) 満月時期のみ催行されるツアーなので、スケジュールは公式HPをご覧ください。
トレイル
photo by:HylgeriaK
ヨセミテ国立公園には20以上のトレイルコースがあります。ここでは主な4つをご紹介します。
1つ目は一番人気の「ハーフドーム・トレイル」。全長13.1km、標高差1463m、片道6時間、5月~10月中旬のみオープンしています。ハイライトである最後のワイヤー部分は抽選による許可証が必要で、1日最高300名の制限があります。予約は毎年3月1日からの「事前予約」で225人、登頂の2日前に行う「直前予約」で50人です。
絶景ですねΣ(゚∀゚ノ)ノ 画面をグルッと回して周囲を見てみてください。最後の部分こそ大変そうですが、全体的には緩やかで子供から高齢者まで楽しめます。カレービレッジの先にある「HappyIsle」がトレイルヘッド(出発地点)となります。
ヨセミテ滝の上に登るトレイルコースで、滝の水が多い4月~6月に行くのオススメです。8月には水が枯れてしまうので注意してください。往復11.6km、標高差810m、片道3時間、通年開通しています。
波一つ無く景色を映す絶景の湖「ミラーレイク」をゴールとする往復3kmのトレイルで、所要時間は1時間。舗装されたサイクリング道路を約30分歩くと、湖畔に到着してハーフドームを望むことができます。トレイルヘッドはヨセミテシャトルバスストップ「#17」です。
photo by:Thank You (21 Millions+) views
200本のジャイアントセコイアが立つマリポサ・グローブの森を歩くトレイルです。片道3kmで有料の観光トラムを利用することもできます。トレイルヘッドはマリポサグローブ駐車場の奥になります。
ヨセミテ国立公園は広大なので、公園内で宿泊すると効率よく見て回ることができます。エアーズロックやグランドキャニオンと同じく、拠点になる観光村が造られていて、ビジターセンター、スーパーマーケット、ロッジなどが集まっています。公式HPはこちら。
たくさんのホテルやロッジがありますが、代表的な3ヶ所をご紹介します(^^)
一番人気のある3つ星ホテルで、ハイライトの1つである「エルキャピタン」の壮大な姿をホテルから見ることができます。一階のロビーには大きな暖炉があり、冬には雪景色を見ながら優雅なひとときを過ごすことができます。詳細はこちらからご覧ください。
photo by:Rennett Stowe
創業125年という格調高い2つ星ホテルで、建物は歩くときしむ音がするほどです。しかし「憧れの高級老舗ホテル」として有名で、多くのリピーターが訪れます。
photo by:Jeremy Thompson
最も一般的なロッジで、観光客はまずここの予約を考えます。最大のポイントは便利な立地で、レストラン、カフェ、ギフトショップをはじめとして各観光スポットに歩いて行く事ができ、ツアーもここから出発します。エアコンはありませんが、ファンが常備されています。詳細はこちらからご覧ください。
カリービレッジ(青)は、ヨセミテビレッジ(赤)から南東に約2km離れた場所にある観光拠点で「テント型キャビン」での宿泊になります。こちらも公園内にあることに変わりはありません。公式HPはこちらです。
photo by:jphilipg
「シャワー付きキャビン」と「シャワー無しキャビン」があり、シャワー無しの場合は共同シャワーを利用します。ビレッジ内にはカフェやギフトショップ、スポーツショップや登山ショップなどがそろっています。
photo by:russellstreet
こちらのほうが、より大自然の中に宿泊している気分を味わうことができ、値段も7千円からと手頃なため人気の宿泊施設となっています。ただ、暖房無しキャビンの場合、夏でも夜は冷え込みますので羽織るものを忘れないようにしてください。毛布などはもちろんあります。
photo by:Su--May
注意点は、テントキャビンにはコンセントがないこと。その代わり電球ソケットがあるので、電球ソケットから電気を取れる器具を事前に購入して持っていってください。ヨセミテ内では販売していません。それがない場合は「レジストレーション棟」の裏のラウンジに行けば充電することができます。
宿泊③ハウスキーピング・キャンプ(公園内)
photo by:advencap
ヨセミテビレッジとカリービレッジの中間にあるキャンプ場で、冬以外のシーズンのみ営業しています。ヨセミテ滝やハーフドームを見ながらキャンプや川遊びが出来るので人気です。
photo by:bgwashburn
266のユニット(小屋)があり、それぞれ2つの2段ベッドと1つのダブルベッドがあり、6名まで宿泊できます。3方がコンクリートの壁で、開口部はカーテンで仕切られています。外はキャンバス屋根付きでピクニックテーブルが用意されており、食事等に使うことが出来ます。
photo by:cplbasilisk
隣のユニットの間にはフェンスがありプライバシーは確保されていて、シャワーは共同です。毛布・シーツ・枕は1日2.5ドルで借りることが出来ます。キャンプ場は公園内に13ヶ所あります。そのうち7つは公式HPから予約できます。
宿泊⑤ヨセミテビューロッジ(公園外)
photo by:S. Rae
エル・ポータルという町にあるホテルで公園の西入り口まで車で5分。専用バスも出ているのでアクセスが簡単です。レストラン、ギフトショップ、屋内外プールがあり、客室にはバルコニー、ミニキッチンがついています。目の前をマーセド川が流れていてマイナスイオンにあふれています(*´∀`*) 詳細はこちらからご覧ください。
photo by:bebeting
公園外であれば「バケーションレンタル」という「貸別荘」もあります。これはオーナーに直接連絡を取って予約します。
以上になります(^^) 続きまして、下記から他の見どころやアクセスをご覧ください。
ヨセミテ国立公園は日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | 日本-サンフランシスコ(約9時間半) |
---|---|
ベストシーズン | 春と秋 |
外務省 | 海外安全情報 アメリカ合衆国 |
ガイドブック | アメリカのガイドブック |
ビザ | ・90日以内の観光・商用は不要
・「ESTA」を取得する |
パスポート残存期間 | 滞在日数以上あれば良いが90日以上が望ましい。 |
時差 | ・東部時間:-14時間(ニューヨークなど)
・中部時間:-15時間(シカゴなど) |
チップ | ・レストランやタクシー:15~20%
・ホテルで荷物を運んでもらう:2~5US$ |
日本への電話 | 011(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
公用語 | 英語 |
電圧とプラグ | 100~120V |
通貨 | アメリカ合衆国・ドル(通貨コード:USD、記号:US$)で、補助通貨は「セント(¢)」。1USドル=100セント。
|
日本大使館 | ・HP |
アメリカの絶景一覧 |
アイコンをクリックすると「名前/写真/ガイド記事へのリンク」が表示され、リンクをクリックすると別ウィンドウで記事が開きます。グーグルマップを使用してリンクを貼っているため「リダイレクトの警告」が表示されるかもしれませんが、全て確実に当サイト内のリンク(http://tabinodaiziten.com~)なのでご安心ください。また、地図にアイコンが表示されていないときはページを更新してみてくださいm(_ _)m
■赤のアイコン
個別のガイド記事です。
■その他の色のアイコン
1つの国に同系統の場所が複数あるときや、多くの見どころが集中している大都市などは、1つのページで複数の場所をご紹介していて、それらが同じ色になっています。青、緑、紫…など様々な色がありますが、まとまりを分かりやすくしているだけで、色ごとに意味が異なるわけではありません。