グランドキャニオンはアメリカが誇る世界的な観光地で、アメリカ中央部に広がる「グランドサークル」と呼ばれるエリアのハイライトです。当サイトでは5ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「グランドキャニオン②サウス・リム」になります(^^)
「グランドキャニオン②サウスリム」徹底ガイド:目次
1・サウスリムの概要
2・ビューポイント
2-1:マーサポイント
2-2:ヤバパイポイント
2-3:リパンポイント
2-4:グランドビューポイント
2-5:デザートビューポイント
3・サウスリム内のホテル
3-1:ブライトエンジェルロッジ
3-2:エルトバーホテル
3-3:カチーナロッジ
3-4:サンダーバードロッジ
3-5:マスウィックロッジ
3-6:ヤバパイロッジ
4・無料シャトルバス
4-1:ハーミッツレスト・ルート
4-2:カイバブトレイルルート
4-3:ビレッジルート
5・サウスリムのトレイル
5-1:ブライトエンジェル・トレイル
5-2:サウスカイバブ・トレイル
6・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
グランドキャニオン観光の起点かつハイライトになるエリアで、グランドキャニオンビレッジという観光村が造られています。村には6つの宿、ギフトショップ、銀行、郵便局、スーパーマーケット、ビジターセンター、鉄道駅などがあり、グランドキャニオン鉄道も発着しています。公式HPはこちら。
出典:https://www.grandcanyonlodges.com ※拡大できます
標高は約2000mで渓谷に沿って遊歩道と道路が整備されていて、無料のシャトルバスが3路線を巡回しています。通常「グランドキャニオン」といえばサウスリムのことを指し、現地ツアーなども特に記載のない場合サウスリムに行くので、ノースやウエストに行きたい方は注意してください。朝は野生のヘラジカたちが活発に動いています(^^)
「マザー」ではなく「マーサ」と読みます。ここはサンライズの名所で朝暗いうちから大勢の客で溢れます。画面をグルッと回して周囲を見てみてください。
サンセットの名所で、真っ赤に染まるグランドキャニオンを一望できます。谷底にあるロッジ「ファントムランチ」も見ることができます。
見事な地層の美を一望できる場所です。写真右下の、まるで巨大な恐竜の背骨の如き岩山が目印です。コロラド川が蛇行している姿が眼下に見えていて、グランドキャニオンの成り立ちを感じることができます(,,゚Д゚)
名前のとおりサウス・リムで最も標高が高いポイント(2250m)です。入りくねった複雑な渓谷を上から一望することができます(^^)
サウスリムの東端にあり、写真に写っている「ウォッチタワー」は先住民族の見張り塔を再現したものです。中では土産物が売られていて、ナバホ族伝統の織物「ナバホラグ」の実演販売が行われているときもあります。上へと続く細い階段があり、最上階に上がるとグランドキャニオンを一望する事が出来ます。
サウスリム内のホテル
photo by:Grand Canyon National Park
1935年に建てられた歴史あるロッジで現在でも宿泊できます。ビレッジ内にありリムにも近いので基本的に年間を通して満室です。ただ、TVや浴槽はなく、新しくできたホテルの方が設備は整っています。サンタフェ・レイルウェイ(列車)の資料館やギフトショップもあるので、時間があったら行ってみてください。予約は下記のホテルも含めて公式HPから可能です。
アメリカ大統領や日本の皇族も利用した事のある格調高いホテルです。玄関ロビーのソファーは誰でも利用できるので、時間がある人は立ち寄って、皇族が泊まるホテルの雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか(^^) こちらもビレッジ内にあります。
こちらも長い歴史があるホテルですが設備は整っています。こちらもビレッジ内にありまして、上記の「エルトバーホテル」でチェックインします。
2階の渓谷側の部屋からはグランドキャニオンの全景を見ることができます。こちらもビレッジ内にあり、上記の「ブライトエンジェルロッジ」でチェックインします。
こちらはビレッジの外にありますが、カフェにもシャトルバス停留所にも徒歩で行けるので便利です。ツアー客はビレッジ内に泊まるので、そちらよりは予約が取りやすいです。
photo by:Jeremy Thompson
こちらもビレッジの外にありますが、ロッジのすぐ近くにスーパーマーケットがあるので非常に便利です。24時間のカフェもあるのでオススメです(^^)
無料シャトルバス
※拡大できます
上記のとおり、サウスリム内には無料シャトルバスが循環しています。現地ツアーでもフリータイムは自分たちで移動することになりますから、予め把握しておくと現地で楽です。路線は3つで、それぞれ停留所の色で見分けることができます。車体の色ではありません。
①ハーミッツレスト・ルート(西側を走る。赤)
②カイバブトレイルルート(東側を走る。緑)
③ビレッジルート(ビレッジなど中心地を走る。青)
photo by:Grand Canyon National Park
【概要】
・赤。西側を走る。
・運行期間:3/1~11/30
・運行時間:日の出の1時間前~日の入り1時間後
・15~30分おきに運行
・往復所要時間:75分
【往路の停留所】
Hermits Rest Transfer→Trailview Overlook→Maricopa Point→Powell Point→Hopi Point →Mohave Point→The Abyss→Pima Point→Hermits Rest
【復路の停留所】
Hermits Rest→(通過)→Mohave Point→Hopi Point→(通過)→Hermits Rest Transfer
photo by:Fabio Achilli
【概要】
・緑。東側を走る。
・運行期間:通年
・運行時間:
日の出の1時間前~日の入り1時間後
・15~30分おきに運行
・往復所要時間:30分
【往路の停留所】
CanyonViewInformationPlaza→SouthKaibab→Trailhead→Yaki Point
【復路】の停留所】
Yaki Point→Pipe Creek Vista→Canyon View Information Plaza
photo by:Grand Canyon National Park
【概要】
・青。中心を走る。
・運行期間:通年
・運行時間:日の出の1時間前~日の入り1時間後
・5~30分おきに運行
・往復所要時間:60分
【往路の停留所】
Village Route Transfer→Maswik Lodge→Backcountry Information Center→Center Road→Village East→Shrine of the Ages→Mather Gampground→Trailer Village→Market Plaza→Canyon View Information Plaza
【復路の停留所】
Information Plaza→Market Plaza→Yavapai Observation Station→Shrine of the Ages→Train Depot→Bright Angel Lodge→Village Route Transfer
マチュピチュへの「ハイラム・ビンガム・ロード」のように、渓谷に沿った坂道をクネクネと降りていきます。片道約15kmに及ぶトレイルのゴールは谷底の超人気ロッジである「ファントムランチ」。所要時間は8~10時間を見てください。約2kmごとに休憩所があります(^^)
■ファントムランチ
photo by:Grand Canyon National Park
年間を通じてオープンしていますが、トレイルの終着地点ということもあり常に予約でいっぱいです。予約はメールで行い、同時に食事の予約もします。部屋は男女別なので注意してください。公式HPはこちら。
こちらは日陰がほぼ無いので脱水症状に注意してください。トレイル出発地点である「ヤキポイント」へは、ハイカーズシャトルが出ているので利用するのもオススメです。トレイルのゴール地点は同じく「ファントムランチ」。片道約12kmで、個人差がありますが12~16時間の道のりです。約2kmごとに休憩所があります(^^)
トレイルは過酷を極め、年間250人以上の人々がレスキューに救助されています。レスキューは自費で2000ドル(20万円)以上します。
たくさんの飲み水を始めとした装備、服装、体調、天候など入念にチェックした上でのぞんでください。また、トイレは水洗ではありません。野生動物や落石にも十分注意してください。ゴミを捨てない。動物にエサをあげない、などのマナーも徹底しましょう。
ミュールツアー(ロバに乗ってトレイルをするツアー。大人気で2年先まで予約でいっぱい。ただ、英語が話せないと参加できない)に遭遇したら道をゆずってください。通り過ぎてから十分に距離が空いたらトレイルを再開します。
以上になります(^^) 続きまして下記から他のページをご覧ください。
グランドキャニオンには日本語で予約出来る現地ツアーも多いです。詳細はこちらからご覧ください。
航空便例 | ・日本-ロサンゼルス(約10時間)
・ロサンゼルス-ラスベガス(約1時間) |
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ベストシーズン | 通年 |
外務省 | 海外安全情報 アメリカ合衆国 |
ガイドブック | アメリカのガイドブック |
ビザ | ・90日以内の観光・商用は不要
・「ESTA」を取得する |
パスポート残存期間 | 滞在日数以上あれば良いが90日以上が望ましい。 |
時差 | ・東部時間:-14時間(ニューヨークなど)
・中部時間:-15時間(シカゴなど) |
チップ | ・レストランやタクシー:15~20%
・ホテルで荷物を運んでもらう:2~5US$ |
日本への電話 | 011(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
公用語 | 英語 |
電圧とプラグ | 100~120V |
通貨 | アメリカ合衆国・ドル(通貨コード:USD、記号:US$)で、補助通貨は「セント(¢)」。1USドル=100セント。
|
日本大使館 | ・HP |
アメリカの絶景一覧 |
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