グランドキャニオンはアメリカが誇る世界的な観光地で、アメリカ中央部に広がる「グランドサークル」と呼ばれるエリアのハイライトです。当サイトでは5ページに渡って特集しておりますので下記からご覧ください。こちらのページは「グランドキャニオン⑤ハバスパイ」になります(^^)
「グランドキャニオン⑤ハバスパイ」徹底ガイド:目次
1・ハバスパイへのアクセス
1-1:概要
1-1:ラスベガスからヘリで行く
1-2:グランドキャニオン空港からヘリで行く
1-3:ワラパイ・ヒルトップから行く
2・ハバスパイの4つの滝
2-1:ナバホ滝
2-2:ハバス滝
2-3:ムーニー滝
2-4:ビーバー滝
3・世界の同様の場所
4・観光の基本情報
グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m
・青:サウスリム
・赤:ノースリム
・緑:ハバスパイ
・紫:グランドキャニオン・ウエスト
ハバスパイ(緑)はサウスリム(青)から西へ約55km離れています。ここはハバスパイ族の居住エリアで、グランドキャニオンの中でも秘境中の秘境として知られています。アクセス方法は複数あります、やはり簡単な方法ほどお金がかかります(^^;)
グランドキャニオンの遊覧飛行ツアーで有名な「シーニック航空」が日帰りツアーを催行しています。料金は高いですが、すぐ行けるのは大きいですね(^^)
・所要時間:約7時間
・料金:859US$
こちらもシーニック航空がツアーを催行しています。ハバスパイに行く場合は、まずグランドキャニオンの観光が前提としてあると思います。その場合、多くの方が「サウスリム」にある「サウスリム・ビレッジ」に宿泊するわけですが、そこからわずか15分の距離にある「グランドキャニオン国立公園空港」から飛び立ちます。料金は499ドル。
photo by:Jon Roig
まず、車で「ワラパイ・ヒルトップ(Hualapai Hilltop)」へ行きます。ラスベガス、グランド・キャニオン・ウエスト、フェニックスからは約6時間、フラッグスタッフからは約4時間です。到着したらヘリコプター・ロバ・徒歩のどれかで谷底にある「スパイ村」へ行きます。
・ヘリ:片道85US$
・ロバ:片道70US$/往復120US$
・徒歩:約13kmのトレッキング
景色が良いのでロバもありかなと思いますが、馬系は慣れてないと疲れますし、内ももが痛くなりますから迷うところですね(^^;) 下りは歩いてみて、キツイようなら上りをロバにしてみてはいかがでしょうか。
photo by:Bill Stanley
スパイ村には1軒だけ「スパイロッジ」という宿がありまして、ハバス滝へのロバツアーを催行しています。往復で1人60US$。公式HPはこちらです。
スパイ村から約1km、15mと9mの2つの滝から構成されています。上の滝は木々の中にあるので探さないと見つけられません。
ナバホ滝から約800m奥にすすむと、ハイライトのハバス滝が現れます。落差約30mの直瀑で、滝の後ろには泳いでいくことが出来るのですが、溺死も発生しているので決して無理をしないようにしてください。それにしても美しすぎますよね…。これぞ秘境という感じです(^^)
落差57mの直瀑で、ハバス滝から山道を奥に1.2kmほど歩くと現れます。最初に滝の上に出て、ハシゴなどを使って崖を降りていくことができます。ハシゴは非常に急な上、滝の水しぶきで崖は濡れているので注意してください。こちらもハバス滝に負けない美しさです(*´∀`*)
ムーニー滝からさらに2.5kmほど歩くと最後のビーバー滝が出てきます。こちらも美しい段瀑で、泳いで遊ぶことが出来ます。
ここまで行くのであれば必ずガイドを付けることをオススメします。安全上の問題もありますが、そもそもハバスパイは観光地ではなく先住民族の神聖な土地です。エリア内は「アルコール禁止」など様々なルールがあるので注意してください。
ちなみに、こーゆー場所に行くときは2つ非常に便利なアイテムがあります。1つ目は「マリンシューズ」。濡れる場所専用のクツなので川でも滝壺でも入っていけますし、もちろん滑りづらく作られています。ビーチサンダルだと滑って危ないだけでなく、水の中ではすぐに脱げてしまい安全に歩くことが出来ません。
■マリンシューズ ■アウトドアサンダル
足首に固定できる「アウトドアサンダル」なら脱げることが無いためまだマシなのですが、素足が露出しているので、肌を切ってしまったり突き指をしてしまうことがあります。マリンシューズなら足全体が保護されている上に、メッシュ素材のものが多いので「乾きやすい」「かさばらない」といったメリットもあります。
そして2つ目は「ウォータープルーフバッグ」です。
ダイバーやサーファーにはおなじみなのですが、水から中身を完璧に守ってくれます。通常ジッパーなどは無くて、上の開口部をくるくる折り曲げて行くことで密閉します。補助的な使い方ですが、中に空気を入れて密封することで緊急時の浮き袋にもなったりします。リュックにもショルダーにもなるので大変便利です。
バッグの正面に書いてある「5」「10」「20」は、容積のことで「5L」「10L」「20L」を表しています。ちなみに20Lは非常に大きめのリュックという感じです。小さいサイズの「2L」などもあり、これはこれで重宝します。
中にはカメラ、財布、パスポート、薬など最低限の物しか入りませんが、それら一番大事な物だけを持っていきたい場面で活躍します。ウォータープルーフなので当然スコールでも台風でもへっちゃらですし、ドロなどで汚れても水でガンガン洗えて、タオルでふけばすぐ乾くので、20Lのバッグなどは旅中で非常に活躍します。アウトドア派の人にはオススメです。
以上になります(^^) 5ページに渡りグランドキャニオンをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。まだ見ていないページがありましたら下記からご覧ください。
グランドキャニオンには日本語で予約出来る現地ツアーも多いです。詳細はこちらからご覧ください。
■アイン・コール滝(オマーン) |
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中東のオマーンにある美しい滝です。詳細は下記からご覧ください。 | |
■タッピヤ滝(フィリピン) |
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ルソン島の世界遺産「コルディリェーラの棚田群」のエリアにあります。詳細は下記からご覧ください。 |
世界には他にも魅力的な滝がたくさんあります。興味のある方は「世界のすごい滝総特集」をご覧ください。当サイトで取り上げている滝の中から、特にすごい74ヶ所をテーマ別にご紹介しています(^^)
航空便例 | ・日本-ロサンゼルス(約10時間)
・ロサンゼルス-ラスベガス(約1時間) |
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ベストシーズン | 通年 |
外務省 | 海外安全情報 アメリカ合衆国 |
ガイドブック | アメリカのガイドブック |
ビザ | ・90日以内の観光・商用は不要
・「ESTA」を取得する |
パスポート残存期間 | 滞在日数以上あれば良いが90日以上が望ましい。 |
時差 | ・東部時間:-14時間(ニューヨークなど)
・中部時間:-15時間(シカゴなど) |
チップ | ・レストランやタクシー:15~20%
・ホテルで荷物を運んでもらう:2~5US$ |
日本への電話 | 011(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。
例)03-9999-9999へかける場合 |
公用語 | 英語 |
電圧とプラグ | 100~120V |
通貨 | アメリカ合衆国・ドル(通貨コード:USD、記号:US$)で、補助通貨は「セント(¢)」。1USドル=100セント。
|
日本大使館 | ・HP |
アメリカの絶景一覧 |
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