名称 |
デビルスタワー
(Devils Tower) |
---|---|
場所 | アメリカ・ワイオミング州 (State of Wyoming) |
時差 | 夏:-15時間
冬:-16時間 |
時期 | 5月~9月
|
デビルズタワーは、マグマが活動した後に冷えて固まった火成岩で「岩頸」と呼ばれます。1977年にスティーブン・スピルバーグ監督が、映画「未知との遭遇」のロケ地として使用し一躍有名になりました。今では年間40万人の観光客が訪れます。
それではご紹介していきます。
■目次
拠点の街はラピッドシティ。スーフォールズに次ぐサウスダコタ州第2の都市で、1874年にゴールドラッシュが起こり発展しました。周辺にはアメリカを代表する観光地がいくつもあるので、常に観光客で賑わっています。人口は約6万人。
最寄りの空港はラピッドシティ地域空港(RAP)。国内の7都市に就航しています。就航路線を知りたい方は、こちらからご覧ください。空港から市内への移動などは、こちらからご覧ください。
宿はこちらです。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
ラピッドシティ
デビルズタワー国定公園は、ラピッドシティから北西に約150km離れています。アクセスはレンタカーかツアー参加になります。
公園の近くには「Devils Tower Trading Post」という土産物屋さんがあります。公園内に売店などは無いので、土産物のほか飲水や携行食を買っておいたり、トイレを済ませておくのがオススメです。
上記の映画「未知との遭遇」効果でたくさんのグレイグッズも販売されています(^^) 「未知との遭遇」はこちらの映画です。デビルズタワーは宇宙船が着陸するシーンに使われていて、下の予告編でも01:57~少しだけ登場しています。
そしてデビルズタワーに到着。標高1558mで、麓からの高さは386m。柱状節理が天に向かってのびる独特な形をしていて、昔この地を探検したアメリカ軍の通訳が「悪神のタワー」と誤訳したことで「デビルスタワー」と呼ばれるようになりました。
この岩山は、約2億年前に火山の火道が冷えて固まり、その後に周辺部分が浸食されて今の姿になりました。火道とは下の図の10番の部分なんですが、ここだけが残って今に至るということです。
上から見ると、その特異さが分かります。
頂上は91m×55mと結構な広さがあります。登山道は無いので普通の観光客は登れませんが、ロッククライミングは許可されていて、毎年4000人がチャレンジしていますΣ(゚∀゚ノ)ノ
頂上からは絶景が一望できますので、クライマーの人がチャレンジする気持ちも分かります。
出典:https://www.mountainproject.com
もともとは先住民のアラパホ族が「熊信仰」の対象にしていました。柱状節理による縦の筋は巨大なグリズリーベアによって付けられたと言い伝えられています。
登れなくてもトレイルコースが整備されているので行く価値は十分にあります。クマはいませんが、かわいらしいプレーリードッグがたくさん生息しています(*´ω`*)
ただ、公園が開かれているのは4月中旬から11月下旬のみなので注意してください。ギリギリの時期に行く人は公式HPをチェックしてみてください。
■デビルズタワー国定公園
・入場料:15US$
・車1台:25US$
・バイク1台:20US$
・公式HP
歴代のアメリカ大統領4人の顔が彫られている場所で、日本人でも一度はどこかで見たことがある場所ですよね。詳細はこちらからご覧ください。
西部劇の世界がそのまま残っている町で、伝説のガンマンが銃撃に倒れた場所や、それを再現したショーなどが行われています。詳細はこちらからご覧ください。
以上になります。宇宙船が現れそうな絶景デビルズタワー国定公園。ぜひ行ってみてください(^^)
日本語で予約出来る現地ツアーもあります。詳細はこちらからご覧ください。