名称 |
ゴロンドリナス洞窟
(Sotano de las Golondrinas) |
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場所 | アキスモン
(Aquismon) |
時差 | 15時間 |
時期 | 12月~4月 |
メキシコはサン・ルイス・ポトシ近くの熱帯雨林の中に、世界中の冒険家を魅了する世界最大の竪穴があります。
それが「ゴロンドリナス洞窟」。高さ約370m、直径は55mという東京タワーがすっぽり入る大きさです。
■目次
拠点の街はアキスモン(Aquismon)。メキシコ中央部のサンルイスポトシにある町で、人口は約50000人です。
サン・ルイス・ポトシ州の「アステカ地区」に位置するのですが、このエリアは熱帯雨林の豊富な緑と水をもとに「アステカ文明」が栄えた場所です。
しかし、アキスモンはゴロンドリナス洞窟が発見された現在でも観光地化はほとんどされておらず、未発見の遺跡や生物が期待される秘境なんです♪
中でもTampaon川流域にある滝「Cascada de Tamul」は、知っている日本人はほとんどいないであろう秘境中の秘境です。
■Cascada de Tamul
上の写真は、下の写真の左側の部分ですね。わかりますでしょうか。
中国の九曲渓とかアメリカのホースシューベントとか、こういう景観は世界中にあるものですね。
川はラフティングをすることができ、驚く程美しい水と戯れることができます。
最寄りの空港はケレタロ空港 (QRO)になります。各地からの航空券はこちらからチェックしてみてください。
宿はこちらです。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)
アキスモン
メキシコシティからはバスとタクシーを乗り継いで9時間ほどになります。
まずメキシコシティから「シウダー・バージェス」行きのバスに乗ります。運転手に行き先を告げて、途中のアキスモンへの十字路で下車してください。
そこにタクシー乗り場があるので、それに乗りアキスモンの町へとむかいます。
アキスモンまで行くのが大変という方は、サン・ルイス・ポトシか、シウダー・バージェスまで行き、そこから現地ツアーに参加するというのもおすすめです。
メキシコシティからアキスモンまでは、かなりの山道を通るので、それが辛いという方は「タンピコ」まで飛行機で行き、そこからシウダー・バージェスまで行くという方法もあります。日程とご予算に合わせて検討してください。
サンルイスポトシ
シウダー・バージェス
タンピコ
■ゴロンドリナス洞窟
洞窟はベースジャンプのメッカとして知られており、世界中から命知らずたちが続々と飛び込んでいきます。
この洞窟の様子は「NHKスペシャル・プラネットアース episode03~洞窟 未踏の地下世界~」に収録されています。
こんなふうに飛び込みまして…
ここに写ってます♪
ここらへんでパラシュートを開いて…
降りていきます♪すごい度胸ですよね~
地下の直径は約200m。入口よりも広いんですね。
この洞窟は1966年まで、余りにも深すぎるために誰も降りたことがありませんでした。そのためまだまだ解明されていない事が多く、新種の生物が生息している可能性もあります。
また、この洞窟の名前を世界に知らしめているのが「スカイフィッシュ」という、いわゆるUMA(未確認生物)の存在です。こちらですね。
この写真は、1995年に映像編集者のホセ・エスカミーラが、仕事中にビデオ映像をコマ送りして偶然発見したものです。
世界的に話題となり、体長は60cm~2mと推定されています。棒状の体で、側面に帯状のヒレを持ち、空中を超高速(推定時速200km程度)で飛行する生物とされています。
ただ、現在では「カメラに映り込むハエなどの昆虫の、飛行の残像」と言われています。残念ですが、多分そうですね。
ちなみに、ゴロンドリナス洞窟は別名「スワローズの洞窟」と呼ばれるツバメの住処となっています。その数は数百万羽にもなり、圧巻の一言。ぜひ体験してみてください(^^)/