カンクンのピンクレイクへの行き方と見どころ

 

ピンクレイクは近年のカンクンで1番人気がある観光スポットで、塩田のためシーズンに行けば安定してピンク色を見られるのでオススメです。周辺にはチチェン・イツァやセノーテなど見どころも多く、ツアーで周る人も多いです(^^)

 

 

「ピンク・ラグーン・ラス・コロラダス」徹底ガイド:目次

グーグルマップを多用しているので通信環境の良い状態でご覧ください。マップの画面が黒くなっていたり、前後の文脈と合ってないなと感じたときは、ページを更新してみてくださいm(_ _)m

 

拠点の町・最寄り空港・宿泊・通貨

イスラ・ムヘーレスへの行き方と見どころ 

 

カンクンは、メキシコの東端に位置する世界的ビーチリゾートで、年間で約300万人の観光客が訪れます。周辺にはマヤ遺跡、セノーテ、ダイビングサイト、ピンクレイクなど無数の見どころがあります。人口は約60万人。

 

最寄りの空港はカンクン国際空港(CUN) 。国内外合わせて約100都市に就航しています。最新の就航路線はこちら格安航空券はこちら。空港から市内への移動や日本人宿については「カンクンのジンベエザメスノーケリング」をご覧ください。

 

宿はこちら。(地図に値段が表示されてない場合、拡大縮小してみてください)

Booking.com

 

通貨はメキシコ・ペソ(通貨コード:MXN、記号:M$)で、補助通貨は「センタボ(c)」。1ペソ=100センタボで、本日のレートはこちら。

 

 

 

アクセス

■カンクンのADOバスターミナル
 

 

ピンクレイクは、現地では「ピンク・ラグーン・ラス・コロラダス(Pink Lagoon Las Coloradas)」と呼ばれています。アクセス方法はバス・レンタカー・ツアーの3つで、バスの場合はカンクンの「ADOバスターミナル」から出発します。直通バスは無く、一度「ティシミン」という町へ行き、バスを乗り換えて「ラス・コロラダス」へ行きます。車内は寒いので上着を持っていってください。

 

 

「キンタナ・ロー州」にあるカンクンと「ユカタン州」にあるピンクレイクでは1時間の時差が発生しますので、バスで行く人は特に注意してください。

 

ティシミンからラス・コロラダスまでのバスは1日3本(10時半、13時半、20時)あるのですが、ラス・コロラダスからの戻りのバスが1本(16時半)しかないので、10時半のバスに間に合うようにカンクンを出発します。

【往路】
①カンクン→ティシミン
・「NorEste社」のバス
・7時半発
・所要時間:約3時間
・料金:約120ペソ
※到着時に1時間時計を戻す。10時半頃から9時半頃になる。

 

②ティシミン→ラス・コロラダス
・「NorEste社」のバス
・10時半発
・所要時間:約1時間
・料金:50ペソ

 

【復路】
①ラス・コロラダス→ティシミン
・16時半発
・行きのバスを降りた場所から発車

 

②ティシミン→カンクン
・17時半以降のバスに乗車
※到着したら1時間時計を進める。

 

個人で行く人は入り口で50ペソの入場料を支払います。ツアーの人は代金に含まれているので大丈夫です。

 

 

ピンク・ラグーン・ラス・コロラダス

 

 

ピンクレイクと呼ばれる場所は世界に多々ありますが、大きく「塩湖」と「塩田」に分かれ、比較すると下記のようになります。

塩湖 塩田
・自然の産物なので、より価値を感じられる

・色が薄いことが多い
・シーズンに加え、時間帯と天気が超重要
・有名な場所は「ヒリアー湖

・人工物なので、湖よりは神秘性が下がる

・色が濃く、ピンク以外の塩田もある
・シーズンに行けば基本的に大丈夫
・有名な場所は、このメキシコのピンクレイク

 

ピンクになる理由は、水中に生息する「ドナリエラ(Dunalliela)」という藻類が日光を浴びることで「ベータ・カロチン」という物質を出すからです。ニンジンに含まれていることで有名ですよね(^^) そのため、塩分濃度や水深が安定している「塩田」は色が濃くなり、「塩湖」は天気やシーズンに左右されます。

 

■サンフランシスコの塩田
ハットラグーンへのアクセスと見どころ
photo by:dro!d

 

「塩田」は通常「海の近くで、汲み上げた海水を利用し塩をつくる場所」を指します。「塩湖」は言わば「天然の塩田」なのですが、そこで塩の採掘が本格的に行われると、エリアを区切って塩分濃度を一定にしたりするので、色が安定して濃くなります。

 

そして、ピンク・ラグーン・ラス・コロラダスは「塩田」なので色が濃く、シーズンであれば安定して見ることができます。画面をグルッと回して周囲を見てみて下さい。

 

 

絶景ですねΣ(゚∀゚ノ)ノ そして「塩湖に発生した藻類やプランクトンをエサにする鳥」がフラミンゴで、この周辺でも見ることができます。

 

カンクンのピンクレイクへの行き方と見どころ

 

また、塩湖や塩田は底の土にミネラルが豊富に含まれているため、ツアーで行くと泥パック体験もセットになっていることが多いです(^^)

 

加えて塩田の場合、塩湖よりもシーズンをしっかり把握しておくことが必要です。塩田は塩を作るための場所なので、年に一度は塩が採掘されて海水も抜かれます。このときに行ってしまうと、ピンクの色合いがどうのこうの言う前に水が張っていません(^^;)

 

「メキシコのピンクレイク(ピンク・ラグーン・ラス・コロラダス)」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

塩の採掘時期は製塩業者の判断なので決まっていませんが、基本的には雨季(5月~10月)に行います。なので、乾季のど真ん中(12~3月)に行けば確実にピンクレイクを見ることができます(*´ω`*)

 

「メキシコのピンクレイク(ピンク・ラグーン・ラス・コロラダス)」徹底ガイド 【旅の大事典】

 

塩湖の場合だと、さすがに水が無くなるということは少ないのですが、そもそも色が薄いことが多いので、ベストシーズンだけでなく「ベストな時間帯」や「風で波が起きてプランクトンの動きが活発になる」などの追加条件が求められる場合が多いです。それに比べると塩田はシーズンさえ合えば基本的には大丈夫と言えます。

 

カンクンのピンクレイクへの行き方と見どころ

 

以上になります。メキシコが誇るピンクレイク。ぜひ行ってみてください(^^)

 

日本語で予約出来る現地ツアーも多くあります。詳細はこちらからご覧ください。

カンクンのピンクレイクへの行き方と見どころ

 

 

世界のピンクレイク

■グレート・ソルト・レイク州立公園(アメリカ)

photo by:Susan Popielaski

2002年に冬季オリンピックが開かれたソルトレイクシティの近くにあり、南北ではっきり色が分かれています。詳細は下記からご覧ください。

「ユタ州の細かい見どころ8選」徹底ガイド

■腐海(ウクライナ)

腐海はウクライナ南部とクリミア半島北部の間に広がる「たくさんのピンクレイクがあるエリア」の総称です。当サイトでは5つのピンクレイクを取り上げています。詳細は下記からご覧ください。

「腐海(シュワージュ)①概要とヘニチェスク湖」徹底ガイド

■ハット・ラグーン(オーストラリア)

西オーストラリア州を代表する観光地の1つで、巨大な塩湖に塩田がつくられて奇跡的な絶景が生まれています。詳細は下記からご覧ください。

「ハットラグーン」徹底ガイド

■ビクトリア州のピンクレイク(オーストラリア)

オーストラリアの南部にはたくさんのピンクレイクがありまして、ビクトリア州については4ヶ所を取り上げています。詳細は下記からご覧ください。

「ビクトリア州のピンクレイク①メルボルンのウエストゲートパーク」徹底ガイド

■ヒリアー湖(オーストラリア)

世界的に有名なピンクレイクで、季節や状態に関わらず安定のピンク色を見せてくれます。詳細は下記からご覧ください。

「ヒリアー湖」徹底ガイド

■南オーストラリア州のピンクレイク(オーストラリア)

オーストラリアの南部にはたくさんのピンクレイクがありまして、南オーストラリア州については6ヶ所を取り上げています。詳細は下記からご覧ください。

「南オーストラリア州のピンクレイク6選」徹底ガイド

■マハールー湖(イラン)

シーラーズ観光のハイライトの1つです。街中にある「ピンクモスク」と共に、インスタ映えスポットとして多くの観光客が訪れます。詳細は下記からご覧ください。

「ピンクレイク」徹底ガイド

■サラダ・デ・トレビエハ湖(スペイン)

西ヨーロッパ最大級のピンクレイクなのですが、意外なことにあまり知られていません。街からすぐなので簡単に行くことができます。詳細は下記からご覧ください。

「サラダ・デ・トレビエハ湖」徹底ガイド

■レトパ湖(セネガル)

西アフリカではメジャーな観光地の1つで「ラック・ローズ」と呼ばれています。詳細は下記からご覧ください。

「レトパ湖(ラック・ローズ)」徹底ガイド

■ナトロン湖(タンザニア)

強アルカリ性の塩湖で「生物が石化する湖」としても有名です。詳細は下記からご覧ください。

「ケニア3大国立公園」徹底ガイド

■ウニアンガ湖群(チャド)

アフリカの秘境・チャドにあります。治安の面からも容易に行ける場所ではありませんが、周辺には素晴らしい大自然が広がっています。詳細は下記からご覧ください。

「エネディ山地②奇岩群や壁画など」徹底ガイド

■ジェリド湖(チュニジア)

北アフリカ最大の塩湖で、高知県や岡山県に相当する約7000km²もの広さがあります。詳細は下記からご覧ください。

「スターウォーズのロケ地②(チュニジア)」徹底ガイド

■トゥズ湖(トルコ)

近年SNSを通して有名になってきたピンクレイクです。季節限定ではありますが、ウユニ塩湖のような鏡面世界を楽しめると人気です。詳細は下記からご覧ください。

「トゥズ湖」徹底ガイド

■ナミブ砂漠の塩田(ナミビア)

ナミブ砂漠の「ウォルビス・ベイ」から10kmほど離れた場所にある塩田です。周辺にはたくさんの見どころがあるのでオススメです。詳細は下記からご覧ください。

「ナミブ砂漠②スワコプムント周辺」徹底ガイド

 

世界の湖については「世界のすごい湖総特集」を、世界のピンク系の場所については「世界のピンクのSNS映えスポット総特集」をご覧ください(^^)

 

 

観光の基本情報

航空便例 ・日本-ロサンゼルス(約10時間)

・ロサンゼルス-カンクン(約4時間半)

ベストシーズン 12月~3月
外務省 海外安全情報 メキシコ
ガイドブック メキシコのガイドブック
通貨 メキシコ・ペソ(通貨コード:MXN、記号:M$)で、補助通貨は「センタボ(c)」。1ペソ=100センタボ。
ビザ 180日以内の観光は不要。
パスポート残存期間 滞在日数以上
時差 ・東部時間:-14時間(カンクンなど)

・中部時間:-15時間(メキシコシティなど)
・山岳時間:-16時間(チワワなど)
・太平洋時間:-17時間(ラパスなど)

チップ ・タクシー:不要

・レストラン:10~15%。お釣りの小銭をテーブルに残す。
・ホテルで荷物を運んでもらう:約20ペソ
・ツアーガイドなど:200~500ペソ

日本への電話 00(国際識別番号)と81(日本の国番号)をつけて、市外局番(東京:03など)や携帯電話の090などの最初の0を取る。

例)03-9999-9999へかける場合
00+81+3+9999-9999

現地で使えるスペイン語 ①おはよう。

Buenos días.(ブエノス ディアス)

 

②こんにちは。
Hola.(オラ)

 

③こんばんは。
Buenas noches.(ブエナス ノチェス)

 

④ありがとう。
Gracias.(グラシアス)

 

⑤さようなら。
Adiós.(アディオス)

 

⑥はい・いいえ。
Sí・No.(シ・ノー)

 

⑦~へ行きたい。
Quiero ir a ~.(キエロ イル ア ~)

 

⑧これがほしいです。
Quiero esto.(キエロ エスト)

 

⑨これはいくらですか?
¿Cuánto cuesta?(クアント クエスタ?)

 

⑩値下げしてくれませんか?
Mas barato,por favor?(マス バラト ポル ファボール?)

電圧とプラグ 110V、120V、127V

コンセントタイプ

日本大使館 HP

メキシコの絶景一覧

メキシコの絶景

 

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